098-４人のヒーローズ ページ49
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胡蝶の夢。
それは、自分が蝶になった夢を見ているのか。はたまた、今の自分が蝶の夢の中に入っているのか分からなくなる事である。
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「……かかったねッ！」
思いっきり物体を掴んで、そのまま地面に押し倒した。
ググッ…と体重をかける。
これでこの敵は動けない。それと同時に私も動けなくなった訳で。
脳無を止める方法を考えていると、不意に後ろから手が伸びて来た。
「邪魔だA。どけ」
「勝己……私が離れれば、
有無を言わさない勝己の態度に首を横に振る。すると、首根っこを掴まれて、無理やり引き剥がされた。
「てめェらがオールマイト殺しを実行する役とだけ聞いた。平和の象徴はてめェら如きに
左側から聞こえた声の主に目を向ける。
「轟くん…切島くんまで」
そこには脳無を凍らせて、動きを封じている轟くん。
それと、死柄木に攻撃を食らわそうとしている切島くんがいた。
「かっちゃん…！皆…！！」
＿＿＿後ろからは、出久が衝動に駆けられてやってきていた。
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轟くんが凍らせた範囲。それは、ギリギリオールマイトが動ける位だった。
彼はするり、と敵の腕の中から抜け出して私たちの前に立つ。
「出入口を押さえられた………こりゃあ…ピンチだなあ…」
呟いた死柄木の視線の先には、勝己に押さえられている黒霧がいた。
それで何かに勘づいたのか、勝己がゆっくりと口角を上げる。
「このウッカリヤローめ！やっぱ思った通りだ！
モヤ状のワープゲートになれる箇所は
勝己がそれを疑い始めたのは、さっき黒霧が溢した一言。「危ない」、ただそれだけ。
そこから全身がモヤならそんな発想は浮かばないとまで考えた彼に素直に感心。
図星だったのか、身を捩らせた黒霧に勝己は物凄い形相で手からパチパチ…と小さな爆発をした。
「っと動くな！！「怪しい動きをした」と、俺が判断したらすぐ爆破する！！」
「ヒーローらしからぬ言動…」
この現状でも死柄木は動揺することなく言った。
「脳無、爆発小僧をやっつけろ。出入口の奪還だ」
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すずな - 奥山乃愛さん» いつもいつもありがとうございます！！ ゆっくりですが頑張りますねッ！ (2023年2月10日 23時) (
レス) @page33 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月22日 19時) (レス) @page40 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
すずな - レベさん» あ、本当だ！！ ありがとうございます✨助かりました〜、直しますっ！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page36 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 84話のやつ、匂いじゃなくて音ですよ。 (2022年12月28日 16時) (レス) @page36 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 奥山乃愛さん» ありがとうございます！作者も夢主ちゃんみたいに頑張りたいと思います（笑） (2022年12月18日 17時) (レス) @page39 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2022年4月2日 21時
