084-緊急事態 ページ35
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一人一票ずつの投票。
自分に入れるも良し、他の人に入れるも良し…だった。
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「…五票も入ってる…？バグかなぁ」
誰が入れてくれたんだろうか。
ぐるりとクラスを見渡したけど、そこまでは特定出来なかった。
「…一票入っている……一体誰が？」
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「じゃあ委員長、A。副委員長、緑谷だ」
黒板の前まで歩いてきてペコ、と軽く頭を下げた。
隣の出久は自分が選ばれると思ってもみなかったのか、アワアワしてた。
一緒に頑張ろうね。
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時は過ぎてお昼の時間になった。
善逸が「二人で食べるの！！」と譲らなかったので、食堂の二人席を取って向かい合ってご飯を食べることにした。
今日も今日とて塩むすびは旨い…！
「ん？善逸はご飯食べないの？」
「ん〜？いいのいいの、気にしないで」
一向にお弁当を出さない善逸に首を傾げた。
今日は炭治郎が作ってくれていたような気がするんだけど。
もんもん、考えている間もずっとこっちを見てくる善逸。
＿＿＿さては早弁したな？
突然警報の音が食堂に響き渡った。
〈生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい〉
そして、避難を促すアナウンス。
「え？え？？何が起きてるのォ！？」
イヤァァ！！と善逸が叫ぶ前にその口を塞いでおく。
「落ち着いて……たしか、セキュリティ３は一番奥のやつ＿＿＿校舎内に誰かが侵入したってこと…」
この間にも、雄英生は続々と出入り口に押し寄せていた。
そうなれば必然的におしくらまんじゅう状態が完成してしまう訳で。
何が原因なのか気になった私は、流れに逆らって窓ガラスの方に駆け寄った。
「……マスコミがどうして入ってこれたの？」
ガラス一枚隔てた外では、大量のマスコミが押し寄せる姿が確認できた。
…いや、可笑しいでしょ。
だって、朝のがセキュリティ１。
それさえ突破出来なかったマスコミ達が、どうやったら
気になったけど、私は今やるべきことを。
「先にこっちをどうにかしなきゃ」
食堂にいた生徒達は襲撃だと勘違いしてる。だから、まずは誤解を解こう！
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すずな - 奥山乃愛さん» いつもいつもありがとうございます！！ ゆっくりですが頑張りますねッ！ (2023年2月10日 23時) (
レス) @page33 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月22日 19時) (レス) @page40 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
すずな - レベさん» あ、本当だ！！ ありがとうございます✨助かりました〜、直しますっ！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page36 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 84話のやつ、匂いじゃなくて音ですよ。 (2022年12月28日 16時) (レス) @page36 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 奥山乃愛さん» ありがとうございます！作者も夢主ちゃんみたいに頑張りたいと思います（笑） (2022年12月18日 17時) (レス) @page39 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2022年4月2日 21時
