053-不安です ページ4
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「「「個性把握…テストォ！？」」」
戸惑いながらも、体操服に着替えて外に出た。
……それ以前に私には聞かないといけない事が山ほどある。
さっきから周りの視線が痛いままだし。
そりゃ気になるよね。私の机無かったもんね。
だけど、消太兄さんからは何も言われ無かったし通知書にも書いてあったから…きっと大丈夫だ、よね？
「入学式は！？ガイダンスは！？」
可愛い声が聞こえてきた。
私は地面と睨めっこしてるから、顔を見ることが出来ないけど。……だって怖いじゃんか。
「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間無いよ。雄英は自由な校風が売り文句。そしてそれは先生側もまた然り。
お前達も中学の頃からやってるだろ？個性禁止の体力テスト。
国は、未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だよ」
敵に回すような発言をした彼の爪先がこっちに向く。
「実技のトップは…Aだったな。次が爆豪か」
…勝己こっちのクラスだったんだねッ？
(緊張し過ぎて見てなかった)
「中学の時ソフトボール投げ何メートルだった？」
「六十七メートル」
……ひやっとした。
この流れだと私も言う系？
「Aは？」
「わ、たしは……九メートル…！」
言い訳させて欲しい。
個性を隠しながらテストを受けていた。
それでも、五十メートルは下らない私が何故一桁だったのか。
＿＿＿投げる方向を間違えたのだ。
私が普通に投げると当たってしまう距離に女の子が居たのだ。
幾ら手抜きとは言えども当たったら痛いに決まってる。
それで体が回れ右をした。ボールは、校舎の壁に衝突。
跳ね返った所を測ると九メートルだったのだ。
(ちなみに校舎まで五十メートルはある)
「じゃあ個性使ってやってみろ。爆豪から」
勝己の記録は、" ７０５.２ "メートルだった。
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そしていよいよ私の番に。
……個性使わずに本気で投げたらどうなるのかな？、と興味本意で投げた。
記録、" １００００ "メートル。
そう表示された瞬間は喉から変な声が出た。…バグ？
「まず自分の「 最大限 」を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
「「おいおいおい…？ちょっと待て！！」」
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すずな - 奥山乃愛さん» いつもいつもありがとうございます！！ ゆっくりですが頑張りますねッ！ (2023年2月10日 23時) (
レス) @page33 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月22日 19時) (レス) @page40 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
すずな - レベさん» あ、本当だ！！ ありがとうございます✨助かりました〜、直しますっ！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page36 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 84話のやつ、匂いじゃなくて音ですよ。 (2022年12月28日 16時) (レス) @page36 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 奥山乃愛さん» ありがとうございます！作者も夢主ちゃんみたいに頑張りたいと思います（笑） (2022年12月18日 17時) (レス) @page39 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2022年4月2日 21時
