052-ちょい待って？ ページ3
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＿＿＿＿ピッピピ
静かな朝に鳴るアラームを手探りで止める。
……眠い…
「「二度寝はだめぇ！」」
「遅刻しちゃいますよぉ〜」
という声の後に体を凄い勢いで揺すられた。
…わぁ、脳みそシェイクだぁ
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そのまま引き摺られるようにして布団から出た。
数分後。パリパリしてる制服に袖を通していた私は迷っていました。……スカートの丈は、まだ規定通りでいっか。
「行ってくるね〜」
時間が無いから、アオイが作ったお握りを手に持って家を出た。
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雄英高校は静岡県にある小高い山の上にポツンと、デーンと佇んでいる。(矛盾してるとか言わないで)
ヒーロー科、普通科、サポート科、経営科。
私が入るのは勿論…ヒーロー科だ。
推薦枠が四つ。後は一般枠が三十六個で、それを二クラスに振り分けるんだとか。(私は一般受験)
クラスは１−Ａだった。出久も確か同じだった筈。
私の家から雄英高校は少し遠いから鳴女が送ってくれることになった。(今日は家から走ってみてる)
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「…まだ時間あるし探してみるかぁ」
物凄く広い校舎内を練り歩く。
私は方向音痴だから目指すよりもこっちの方が効率が良いんだよ⭐︎
……数分後。無事に巡り会えました。
教室の入り口のドアが大きいのにビックリしつつも、凹みに手を掛けた。
……誰か知っている人いますように。
実は人と話すのが苦手な私は祈りながら＿＿＿
「…………え、？」
＿＿＿開けようとした所で、下にいた物に目がいってしまった。……大きな黄色い芋虫？
ゆっくり覗き込めば見慣れた人の顔が。…あ、寝袋だったのね。
「…消太兄さ……「あとは君だけだよ」……ふがふほ？」
何をしてるのか聞こうと口を開けば手で塞がれる。
教室に入れ、と視線で促された私は一旦後に回そうと考えてドアを開けた。
＿＿＿ガラガラ
教室の空いている席は、………？
「……教室ミスった？」
幾ら見渡せども空席は見つからなかった。
教室が騒ついているのを他所に、消太兄さんは悠長に教鞭に立つ。
「担任の相澤消太だ。よろしくね」
いや、「ね」って。
可愛いかよ、可愛いよ！
ぽつねんと後ろで立ちながら荒ぶる私を一瞥した後、消太兄さんはとんでもない事を口にした。
「早速だがコレ着てグラウンドに出ろ」
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すずな - 奥山乃愛さん» いつもいつもありがとうございます！！ ゆっくりですが頑張りますねッ！ (2023年2月10日 23時) (
レス) @page33 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月22日 19時) (レス) @page40 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
すずな - レベさん» あ、本当だ！！ ありがとうございます✨助かりました〜、直しますっ！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page36 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
レベ - 84話のやつ、匂いじゃなくて音ですよ。 (2022年12月28日 16時) (レス) @page36 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 奥山乃愛さん» ありがとうございます！作者も夢主ちゃんみたいに頑張りたいと思います（笑） (2022年12月18日 17時) (レス) @page39 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2022年4月2日 21時
