検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:3,377 hit

育てる…? ページ6

ガラガラ
医者「AAさん。少しお話が…」

さ「さなも行きたい!」

医者「すみませんさなさん?、Aさんと2人で話し合うので…」

さ「え〜…」

『すぐ終わると思うから、ちょっと待っててね』

さ「…はーい…」

医者「では、こちらへ」

私は、医者の誘導に従い病室から、出た

ガラガラ(ドアを閉める音)

『それで、どうしたんですか?』

医者「……もう、気づいてるかもしれないんですが、あの少女は、虐○されてこちらに来ました…
そして、あの子は、高校生なんです…」

驚いた、だってあんなにかわいいし、たまにわがままを言っているさなちゃんが私と同じ高校生
なんて…信じられなかった

『本当なんですか…?』

医者「はい…母親は、虐○で逮捕、父親は、病気でもう天に居ます。両親を病気で、失ったあなたなら
状況を違えど、あの少女の気持ちが分かるでしょう?」

…両親が居なくて、ご飯とかもどうすればいいか分からない…そんな状況が続き、一回倒れた事が
あった、その時にもさなに助けてもらったっけ
いじめにも守ってくれて、私自身も守ってくれていたさなには、感謝しかない

『はい…辛い気持ち、よく分かります』

医者「ちゃんと育ててもらわなかったから…幼い感じになってしまったんでは、ないでしょうか…」

『…それで、どうすればいいんですか?』

医者「……あの子を育ててほしいのです」

『……え?…』

待って待って…育てる?…育てる?!私には、無理だよ〜

『私じゃ、務まらないですよ…他にいい人が居ると思います』

医者「あなたじゃなきゃ、駄目なんです…」

『なんで、ですか?』

医者「両親が居ない気持ちが分かるあなたじゃないと」

『……わかりました…次の切がいい時にまでに高校勉強させます、そして私と同じ高校に入れる…
どうですか?』

医者「よろしいと思います。それでは、ありがとうございました…」

テクテク
まさか、私に頼まれるなんてね…
勉強させるぞ〜!

ガラガラ

『ただいま!』

さ「おかえり〜!」

ドアを開けて挨拶をするとさなちゃんが抱きついてきた

『…さなちゃん』

さ「どうしたの〜?」

『お勉強しよ』

さ「…な、んで?」

『私と同じ高校に入れたいから』

さ「さな、お勉強苦手だから、失敗しても怒らないならやる…!」

『怒らないよ…入院が終わったら、私と一緒に、暮らそうね』

さ「うん!」

高校二年生!(涙)→←なにをしにきたんだ…?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しまじろうTV | 作成日時:2022年6月26日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。