天才って呼んでくんな！💢【歌い手】 (ページ17)

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甘えてみてから数日後の土曜日

兄「服買いに行こうぜ！」

『ごちそうさまでした……は？』

朝ごはんを食べ終わり突然兄が言い出した

『…………』

兄「一緒に服買いに行こ！」

『言い方の問題じゃないわ！』

ニートのお兄ちゃんが突然どうしたというのか…
私は朝の空を見るために無意識に外へ散歩に行くことがあるのだが、兄は配信をしていて
昼夜逆転の生活をおくっていたため外へ一向に出なかった

『そもそもさぁ…一人で行けばいいじゃん』

兄「俺はAの服を見たいんだよ！そして買いたい！」

『無駄遣いは良くないよ』

兄「無駄じゃない！」

『無駄！』

兄「〜〜…！」

『〜〜💢！』

　数分後

兄「いってきまーす♪」

『……行ってきます』

ニコニコしながら前を歩く成瀬お姉ちゃん(周りから見たら)その後ろをついていく私…
だるそうに！だるそうについていく私！

兄「パンケーキ好き？」

『……普通…？』

兄「なんで疑問？w」

別にこれと言って好きなものがないから解答に迷う

兄「オムライス好きだよな？」

『！……なんで知ってるの？』

兄「そりゃ、前で卵料理をいつもより美味しそうに食べている妹を見ればね？」

『僕の顔見ながらご飯食べてるの…？キモ』

兄「前に居るんだから嫌でも目に入るだろ！」

『……ふーん…キモいけどブラ買いたかったしいいか…』

兄「ブラも選んであげようか？」

『やめて』

意味わからない話をしながら買い物へ出かける
周りから見たら仲のいい姉妹に見えるだろう…だか
やばい兄弟だ

兄「これかわいいよ！絶対！」

ついてそうそうお兄ちゃんが服を差し出してきた
………メイド服を…

『そういう性癖か……自分が着ればいいのに』

兄「俺は男だから！」

そ「委員長じゃん」

『びっ…………くりした。一ノ瀬か』

ま「こんにちはAさん」

一ノ瀬の後ろから小柄な男の娘……男の子が出てきた
もちろん天使な真冬くん。挨拶できて偉い

兄「Aも挨拶しなさい！」

『お母さんかよ…』

そ「………お前、メイド服とか着るの？」

『ん？これはお兄ちゃんが勝手に……』

兄「Aはこういう性癖なんだよな？」

『そんなわけ無いだろ…』

ま「メイド服…似合いそうですけどね」

そ「それでいうとまふも似合うと思う」

ま「そらるさんは？」

『「ない/ないだろ」』

そ「複雑な気持ち…」