天才って呼んでくんな！💢【歌い手】 (ページ11)

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先「あの…Aさん、少しお話が」

『なんですか？』

先「最近深夜に、色々な教室に物音がするの」

『？そうなんですか』

先「だから…深夜に見回りをお願いしたいの」

『えっ…ちょっとm…』

先「努力家なAさんならできるわよね！お願いするわ！」

『あっ…待って…』

行っちゃった……どうしよう！僕おばけ苦手なのに！(苦手ではありません大嫌いです)

怖い…でもやるしかないよね！頑張れA！僕なら行ける！

夜
ガクガク
そ「お〜い、そろそろ離れろ〜」

『無理だよ！』

そ「なんでだよ」

『怖いんだよ！』

そ「よりによってなんで俺？」

『仕方ね〜だろ！真冬くんは、細すぎて頼りにならなそうだし、あのナチュラルサイコパスは
僕をいじめてくるだろ！』

そ「そうだけど…」

怖いよ〜助けて

そ「にしても動かないと行けないだろ」

『断れば良かった…はぁ…』

そ「ため息付きたいのは、こっちだよ…起こしやがって…」

『うぅ〜行くしか無いか…』

僕は一ノ瀬を盾にしながらゆっくりと進んだ

ガタッ

『ひゃあ！！風か…はぁ…』

そ「お前の声の方がびっくりするわ！」

『怖いんだよ〜(涙)』

「そこの君たち何してる！」

『っ！……』

ガタッ

ビックリして腰が抜けてしまった

そ「先生に、見回りを頼まれたので来ました」

僕が困っていると変わりに言ってくれた

「そうか…物音が最近多いもんな…俺は帰るから鍵を頼む」

『分かりました』

いつもの学校の時の声で座りながら言った

先生？は、頼むぞと言って去っていった

そ「……大丈夫か？」

『大丈夫じゃね〜よ！ビックリして腰が抜けちゃったんだよ！』

そ「まぁ…立て」

と、手を差し伸べながら言ってきた

だから僕はその手を取りゆっくりと立ち上がった

『エスコートよろしくな』

そ「仰せのままに天才様」

『僕は天才じゃないって言ってるだろ💢！』

そんな事を話しながらまず1とつ目の教室へ行った

『お、おい、本当に入るのか…？』

そ「ここまで来て入らないのがおかしいだろw」

『一ノ瀬一人で入るのは…？』

そ「だめ！道連れだ！」

ガラガラ
『ひっ……あれ、？』

そ「何も居ない…？」

チュンチュン

ん？

『いや！鳥かよ！』

そ「www」

よ、良かった〜

そ「帰るか」

『そうだね』

鍵を閉めて教室を出る

娑婆の空気は、うめ〜

そ「それじゃあ…気をつけ帰れよ」

『待って…その、ありがとう…』

そ「……ああ……どういたしまして」