ライブ後スピンオフ…歌い手たちが押し寄せる一般宅～ ”おはよう、今日もいい天気だ”スピンオフ第2弾 (ページ31)

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え”っ？妖狐の"silvia"が同化しろって？ページ31

(※前回からの続き)
96猫さんとReolさんがやってきた理由とは…

96猫「でな…ワシらが来たのは…Aさんと妖狐のメイクの時の”silvia”の性格が全然違うからキャラを作ってるのか、ホントに何かが乗り移ってるのか聞いてみたくてな…」と言うもので、

まぁ俺自身もおかしいとは思って居た。Reolさんの件も、今回のキヨの件も…何でそんなに動ける？っと。昔から運動はどっちかって言えば苦手な方で、俊敏に動けた試しが無い。
車とかバイクは…ほぼ反射神経だから今回の件とは違うと思う。だから2人には思った事を伝えた。

A『ん～初めのコウキのライブのサプライズ用に作ったキャラクターだったけど、何時からかキャラが1人歩きし始めてね。配信とか、収録もピンチな状況で思い浮かばなかったアイデアが出て来るようになってさ…』

2人の表情が”やっぱり…”って感じに変わりこちらの話に耳を傾けてくれているので更に続けた。

A『この妖狐風の”silvia"を作って動き始めてから、異常に物事の展開が大きく転がって、しかも結構2枚目な発言や行動をしたりね。でも、内容は的を得た事を言っている。普段の自分じゃ考えられないけど、意識はちゃんとあって言ってしまった後に…「ヲイヲイ、そこまで言わなくても…」って自分でツッコミ入れるけど、実際に間違ってる事は言って無いんだよね。
しかもここ最近なんだけど、夢で見た事がホントになる”正夢”とか”予知夢”ってヤツも良く見るようになってさ…何回かそう言う事があった後、数日前に見たあの夢がね…』

Reol「あの夢？どんな夢を見たんです？」

A『ん～、銀髪で赤と金のオッドアイ、黒マスクを着け、例のレザージャージ姿の"silvia"が俺の前に現れて…”同化しろ”と言った。「は？同化って…ドラゴ〇ボールのナ〇ック星人じゃあるまいし…」って、つい、不思議そうな顔をして言ったんだけど…ヤツはフッと薄く笑うと…手を前に出すと俺の心臓辺りに腕から吸い込まれて行って…スウ～ッと消えたんだよ。
で、朝起きても特に変わった様子も無くてさ。確かにある意味、”silvia”は俺の裏の人格…なのかも知れないけど。』

Reol、96猫「「ああっ！！か、顔つきと髪の毛が…！！！」」

俺は意識して無かったのだが、2人の目の前で…銀髪で赤と金のオッドアイで黒マスクの”妖狐・silvia"に変身してしまった。

A『ん？あれ？もしかして…うわぁ…』洗面所の鏡をのぞいてびっくりしたのは本人の俺だってば。