第4話 語らい ページ6
チュンチュン…………………。
小鳥達のさえずりの中で、Aは目を覚ました。
慣れない香りのする布団から半身を起こす。
私、どのくらい眠っていたのかな…………………?
記憶を探っても、陰陽連本部へ赴いた後の記憶が全くない。
ただ、優しく包み込むように抱きかかえてくれた誰かの安心感とぬくもりだけは、身に染み込んでいた。
宇迦 (随分長く眠っていたのね。A。)
A (ウカミか………………。私、どのくらい眠っていたの?)
宇迦(ざっと丸2日よ。ちゃんと声は出る?)
ウカミこと宇迦之御魂は私にもよく心の中で話しかけてくる。
ウカミにも多くを学び、式神の創り方も、ウカミが教えてくれた。
A「あー………。ちゃんと声出るよ。」
宇迦 (そう。ならよかった。それよりA。貴方が眠っている間に大変なことになっていますよ。)
A「大変なことって…………………?」
ピシャン!!
天馬「ようやく起きたか。キツネ子。」
A「えっ………………………!?誰、ですか…………?」
勢いよく開けられた襖の向こうには、美しい紅の髪を持った。左右の瞳の色が違うという極めて珍しい容姿の青年が立っていた。
次回へ、続く!
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あとり - ありがとうございます!大変遅くなりましたが更新させていただきました! (2018年2月13日 0時) (レス) id: ce2f790ea1 (このIDを非表示/違反報告)
(* ´ ▽ ` *) - 続きはまだですか?とても面白いので、更新頑張ってください! (2018年1月28日 15時) (レス) id: 18290c3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ちっち - あとりさんこの小説大好きなので、頑張って更新してください! (2017年12月29日 9時) (レス) id: d069e4a0a4 (このIDを非表示/違反報告)
あとり - 夜実さん、すみませんでした!ご指摘ありがとうございます!気をつけます! (2017年3月30日 0時) (レス) id: 493c050031 (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 47なのに46になってますよ〜(このコメント消していいです) (2017年3月29日 23時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あとり | 作成日時:2017年2月17日 7時