僕の名前を言ってご覧。【呪術廻戦】【男主】 (ページ16)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:24,209 hit

ページページ16

一通りの案内をしてもらって今は部屋決め。

「今年の1年はあいにくお前だけだ。けど歳が近いやつも居る。仲良くしてやってくれ。そいつらとは……まぁそのうち会える」
「そっか……あ、伏黒さん。僕の部屋って悠仁くん達も一緒でいいんだよね?」

頷いた伏黒。

「構わない」

その言葉にほっとしているのは見て取れた。

「僉虚……お前、なんでそんなに執着してるんだ」
「執着?」

「虎杖と宿儺。」
「……」

Aの瞳から色が消える。
若干俯いて、横髪が顔を隠した。

「……伏黒さんは…誰かに好きになってもらったことってある?」
「?」
「僕ね、ずっとずっと嫌われてたの。
産まれる前から、堕ろせとか、産まれてからも気に食わないから消えろとか、うるさいとか、こっち見るなとか、臭いとか……うん。全部否定されてきたの」
「……」

「って、ゴメン。重かったですよね。なんか、そんな中俺が必要って言ってくれた2人が嬉しくて……ちょっと距離感おかしかったのかも。」

執着じゃ、ないんですよ

そう否定した。

運動場行こうか。きっとそこに全員いるから。
と歩いてきたのが運動場。

そこでは……

「おぉぉらぁっ!!!!!!」

「ちょ、まて、待って釘崎?!!」

「問答無用っ!!」

悠仁くんが襲われてた。

「ゆうっ、」
「大丈夫だ」

駆け出そうとしたら止められた。

「釘崎野薔薇。俺達の同級生だ」
「そう……か…」

そうだ。ここは悠仁君の母校。
襲われることは無い。

ﾂｷｯ。