隣は隣でも (ページ18)

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「だってな。仲良さように2人して教室入るところをたまたまな！見ちゃったんよ。」

「あー！風さんと一緒に入ってきたあの子が！！」

「えっそうなん？」

本人を置いて俺の恋バナで盛り上がる3人。

どういう状況やねん、

「琉巧はしらんよな。入ったばかりやし。」

「まあな。でも斗亜から写真見せてもらったことあるし顔と名前くらいなら知っとるで」

「っは！？写真ってなに？」

そう聞くと斗亜が

「斗亜って1年の時生活部やったやん。
その時いつも正門くんと一緒に手伝ってくれてたんよ」

「で、青春の1ページ埋めようと浦くんとAと正門くんで記念写真撮ったって訳や。」

「俺知らんかったんやけど」

「斗亜w 風さん顔怖なっとるよ笑」

「ごめんやん！許してや…？」

「…写真見せてくれたら"特別に"許したるわ」

めっちゃ強調して言うやんとツッコまれつつも、写真を見せてくれた。

(…みんなええ笑顔。Aの知らん一面を知れて良かったわ)

まじまじとスマホを見ていると「ちょ、見過ぎやで！」とスマホを取られてしまった。

「そんなに見たいなら送ってやってもええけど？」

「ほんまか！！？？」

「神やん。ありがとう斗亜がち大好き」

「風雅がこんなにキラキラしてるの久々に見たわ笑」

「それな笑」

写真を手に入れることが出来た俺はとても満足し、斗亜と琉巧とはここで別れた。

こたちゃんと一緒に教室へ戻る最中、にしたくと出会ったんやけど。

そこには大晴くんと正門くん、Aちゃんもいたんだ。