隣は隣でも (ページ16)

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感謝＆本編あり風雅視点ページ16

お気に入り登録100人⇧ありがとうございます。

この先も読んでいただけるよう頑張ります。

作者しーさん。

※この物語はフィクションです。

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高校2年生になりクラス替えがあった。

クラス替えの結果。
仲の良かった友達とは離れてしまった。

それでも1人いるだけええか。

ぼんやりしながら自由時間を過ごしていると、中庭で正門くんとAちゃんが親しげに話しているのを見つけた。

俺もその輪に入りたい。

そう思ってしまう自分がいる。

1年の頃から気になってたんやけど、別のクラスやしAちゃんの隣にはいつも正門くんがいる。

俺の入る隙間はない。

そんな事をいつも彼女たちを見つけては思っていた俺にもチャンスとでも言うんかな。

それが今来たんや。

正門くんが女の子に連れていかれている。

Aちゃんの隣が開いたんや。

そのチャンスを逃す訳にはいかない

俺はすぐさま話しかけに行った。

これくらいずるしないと、Aちゃんに話しかけることなく高校を卒業してまう。

そう感じたから。