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「やっと昼ごはん食べれる。疲れたなー」
「ほんまにな。疲れたわ。
俺のクラスなんか体育あったし。」
「がちか。体育はしんど笑」
お昼ご飯の時間になったので、隣のクラスの友達を誘って4人で弁当を食べることにした。
中庭で食べるお弁当、俺好きなんよな。
「で、本題なんやけど。なんで俺達だけクラス違うん!?」
「そうっすよ！正門くんとAちゃんはずっと一緒だからもういいっすけど、大晴くんとも離れちゃいましたし。」
クラス替えに不満がある2人の名は福本大晴と西村拓哉。
2人とも高校に入って仲良くなった人達だ。
「そんなん俺らに言われてもな笑」
「1年の頃は一緒だったのにね。残念だよ。」
「いやほんまに残念っすよ。寂しすぎるって!!」
今日はやけに素直な大晴の第一印象はやかましいほど元気。だったな笑。
一発ギャグが得意って自己紹介の時に言ってたんよ。
せっかくだし披露してもらおうって流れになって、一発ギャグ披露したら大ウケやったな！
西村くんは王子様って感じがしたな！
休み時間とか男女問わず囲まれてたし。
それこそ人懐っこくて甘えるの上手でさ！
ほんま弟みたいで可愛いんよ。
そんな愉快な仲間たちと一緒にいれて楽しくないわけがなく。
これから先もずっと仲のいい友達でいたいなって。
そんなことを思ってるなんて知られたら生きていけへんくなるわ笑
そして楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので。
みんなお弁当食べ終わったことやし、解散することになった。
「また昼誘ってな」
そうぶりっ子ポーズをしながらお願いする大晴がマジで可愛い。
隣りに座る西村くんがバッチリ写真を撮って、グループメールに送信していたのはまた別の話。
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作者名：しーさん。 | 作成日時：2023年6月1日 11時
