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「好きです…!私と付き合ってくださいっ、」



去年、好きな人に告白して




「無理、俺お前に興味ねーし」





振られて挙句の果てには






「わかったら失せろ、早く俺の視界から消えろよ」






そう言われてしまった。






溢れる涙を堪えながら私は走って自宅に帰ったのを覚えている。






けど…







まだ好きなんだ










沢山アピールしたり毎日話しかけた。






最初は「うざいんだよお前…なに?殺されたいの」






と冗談半分…には見えなかったけどこんな感じにだるがられていた。





それからだ、





(イザナ)を思い続けて1年が経った頃、その想いが実る日が来た。






来たのに…











「お前のことが好きになった」


「俺と付き合えA」











私は…








「っ、」


「ごめん、なさい…」










断ってしまった










好きなのになぜか気持ち悪い










そう感じてしまっていた。









彼の俺様のせい?




いや、そんなわけがない










彼の俺様が女子から人気で私もそれが好きだった。










「は?」











ドスのきいた低い声が2人の空間に響き渡る。

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作者名:しーさん。 | 作成日時:2023年11月19日 8時

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