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仮拠点のフェイの部屋へ走った。フェイの部屋、といつつワタシも寝ているが。
『ふぇぇいっ！！』
｢うるさい｣
『フェイがしとしてるてきたよ！！！』
｢は？｣
『……』
｢……｣
絡む視線が恥ずかしくて
『……なでもないよ。わすれてね』
｢やね｣
フェイの顔はにやにやといい笑顔。
｢ワタシがお前のこと気にしてるおもてうれしくなたか？｣
『フェイに気にされてうれしくないわけないね』
開き直ってベッドに座っているフェイの隣に座ってみる。
『ふぇいー。ワタシおきくなたよ？つよくなたよ？』
｢だからなんね｣
『ちゅくらいあてもいね……』
ボソッともらす。
酒と血が混ざったあの一回。それ位しか接物した覚えがないのだ
｢A｣
『あ……』
返事をしようと思っただけなのに
軽く唇が触れた
やわらかい。
ほんと
｢むどもくそもないね｣
『ワタシたちそれがお似合いね』
思ってたのとは違うけどこれはこれで満足。
抉り取った四十数人の緋の眼。
いくつかを手元に残したまま他はすべて捌くらしい。
『のこた子供は適当に偽装した協会か何かつくるね。そこにみなつこむよ』
｢好きにするといい。管理はできるんだろう？｣
『よ、ゆー』
｢あぁ。そうだな｣
クロロは手元の瓶を見つめながら日にかざしたり揺らしたり。
これはまともに話し続かないなと断念し部屋へ戻る。
その途中彼らを捕まえている部屋へ。
『おはよね。たいちょ悪いやつとかないか？』
｢おとうとが｣
聞いてみたら震えるか細い声で聞こえた。
近づいてみればひどい熱のようだ。
『もろもろもてくる。少し待てろね』
桶に水。布巾を二枚。簡単に食べるものと全員分の果物。
『……少しむずかしね。人の皮むくほが得意よ』
しー。
そんなこんなでクルタの子供達と馴れ合っていく日々は別でつづろうと思う。
それが空白の五年。その中身。
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しいさん(プロフ) - いきてまっせぇ……めっちゃおまたせしてごめんなさい……気ままに更新していきますぇ (5月24日 17時) (
レス) id: b1972c8ce9 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - 久しぶりの更新でビックリしました。蒸発したかと思ってました。更新ありがとうございます (5月23日 20時) (レス) @page32 id: 0c4c2f8b55 (このIDを非表示/違反報告)
さおり(プロフ) - フェイタンのお話の中で一番好きな作品です（ ; ; ）応援してます！更新頑張ってください！ (5月8日 19時) (レス) @page31 id: 743dbfe22f (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - 更新してくれてありがとうございます。もうさってしまったとおもって心配しました。応援します。 (2022年9月22日 18時) (レス) @page31 id: 0c4c2f8b55 (このIDを非表示/違反報告)
しいさん(プロフ) - さおりさん» コメントありがとうございます！好きといっていただけてとても嬉しいです！更新は書き貯めてからする方針なので、ゆっくり進んでいきます。少々お待ちくださいね (2022年5月23日 10時) (レス) id: 09815fcb22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいさん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/
作成日時：2021年4月11日 14時
