片言少女は彼の片割れ (ページ27)

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それから日にちに変えて三日ほどたった日、団長が急に、

｢刺青にしよう｣
｢刺青？｣
『刺青て何ね？』

隣にいたフィンに聞けば

｢あー……肌を掘って墨いれる。そしたら肌に絵がかけるんだよ｣
『体に絵？すごい！』
｢ぜんぜんありね。Aにも出来るしいよ｣
｢じゃあどこに入れるか決めようか｣

｢異論ないわ｣
｢分かりやすくていいんじゃない？」
｢刺青か……誰が入れるんだ？｣
｢やっぱ外に頼むか……マチかフェイじゃねえか？｣
｢そのあたりは個人で考えればいいだろ｣

こほん。と咳払い。

｢ルールは二つ。前から決まっていた団長の命令は絶対。それに付け足してもう一つは団員同士のマジ切れ禁止。｣

クロロは嫌なら変える。と付け足した。

けど否定するのは誰もいなくて

｢いいじゃねぇか。団長｣
｢おう。誰も文句ねえよ｣
｢まとめ役は決まっていたしな。従うのも当たり前だろ｣

｢うん。いいと思うよ。キレたら何するか分からないのが何人かいるしね｣
｢まぁそういう縛りはいるよな｣
｢なでもいね｣
『でもフェイ、これ大事なこと違うか？』

｢私も異論ないよ｣
｢団長の言うことは絶対。分かりやすくていいわ｣

そしてナンバーも決まった。
刺青に入れるらしい。

０クロロ
１ノブナガ
２フェイタン
３マチ
５フィンクス
６シャルナーク
７フランクリン
９パクノダ
11 ウボォーギン