迎えに来て、脅威【wrwrd】

さんじゅういち ページ32

契約書などの手続きをしているとあっという間に夕方になった。


時計を見ると短針は6。

長針は9を示していた。



もうすぐ夕食だと言うので総統様と食堂に行く。

任務などで居ない、または手が離せない場合以外は幹部全員で朝食と夕食は食べるらしい。


少しして着いた食堂にはまだ誰もいない。



急に現れ、堂々と椅子に座る僕を見た幹部様たちの反応が楽しみである。



総統様と2人、食堂でほかの幹部様を待つことにした。




まず初めに来たのはトントンさん。

疲れのせいかあまり反応がなくってつまんなかった。

ゾムとちゃんと話してきたそうだよ。





2番目はエーミール。

トゥルーリにいるはずの僕をみて驚きの声をあげた。


「ミール久しぶり！本は後で取り行くね」


そう言えば、「ちゃんと説明してください」と迫られたので経緯を話すと「貴方らしい」と笑っていた。





3番目は紫ヘルメットの人。

「え、誰ですか」と舌っ足らずな声で聞いてくるのが可愛すぎて自己紹介しといた。


「ショッピて言います。よろしくお願いします」と言ってきたので握手をして膝の間に座らせた。


僕よりちょっと身長が低いおかげでピッタリサイズ。



……ショッピ君かわいい。

僕の中でショッピ君を甘やかすことが決まった。

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