気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第２７話 ページ28

善逸side




ハァァ〜〜〜、全集中・常中を会得するのってこんなにムズイのかよ…
炭治郎の奴、よく出来たなまったく…

とりあえず、水飲んだら炭治郎と伊之助のところへ戻ろう…



しのぶ「遠慮なさらないでください。この前のお礼ですから」

『い、いや、ホントっ、結構なんで…！気持ちだけで…！』



ん？しのぶさんの声と……男の声か？
くそ、ていうかコイツしのぶさんになんか誘われてんじゃねぇか羨ましい。

……あれ？なんか、すっごい心臓の音がする。
なんだ？男の方はしのぶさんの事が好きなのか？
いや、よく聞いたら恐怖の音もするぞ？


よく耳を澄ませてみると、心臓の音は、まさかのしのぶさんから。
恐怖の音は男の方から聞こえてきた。




善逸「こ、これはッーーー」




まさかしのぶさん、この男の事が好きなのか…！？
ハァァ！？ふざっけんなよしのぶさんに好かれてる癖に何恐怖の音ビンビンにさせてんだよ！なんかムカつくわ畜生！！



『ほ、本当に大丈夫なんで…！お、俺、失礼します！』



男の足音が近づいて来たところで俺はソイツに飛びかかる。




善逸「テンメェェェ！！！」

『へ？』

善逸「さぁっきから何恐怖の音させてんだよぉぉおぉ！？あんな美人と会話する事なんて滅多にねぇわ！正座しろ！跪け！！謝れ！俺に謝れェェェ！！！」

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