気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第２２話 ページ23

柱合会議も終わり、日も暮れた。
早く帰って飯食って寝よ…

屋敷に戻ろうとする俺の肩を宇髄がグイッと引き止める。



宇髄「何帰ろうとしてんだよ？」

『なんだよ……帰っちゃダメなのか？』

宇髄「お前はいっつもそそくさ帰っちまうからなぁ。今回こそ付き合ってもらうぜ」

『は？何に』



すると宇髄の後ろからヌッと不死川さんが顔を出した。



不死川「飲み会に決まってんだろーが」

『ひッ！！し、不死川さん！？』

不死川「あの冨岡すら参加してんだァ。お前も参加しろ彩部」

『え、い、いや、俺はちょっと……』

宇髄「よし、じゃあ行くか」

『お、おい、引っ張るな…！』



不死川さんの話によると毎回柱合会議の後に柱で飲み会をしていたらしい。
そういえば俺、柱合会議終わったら真っ先に帰ってたな…



宇髄「おーす、A捕まえて来たぞー」

煉獄「彩部！君は俺と同期だろう！こうして酒を交わしたいと思っていたところだ！」

宇髄「煉獄はもう酔ってんな」



俺はとりあえず煉獄さんの向かいの端っこの席に座った。
というか、そこしか空いてなかった。

店には煉獄さんと悲鳴嶼さんと伊黒さんと甘露寺さんが来ていた。



宇髄「お。遅かったなお前ら」

しのぶ「すみません。蝶屋敷の子達に連絡していました」



メニュー表を見ていると胡蝶さんと時透さん、少し遅れて冨岡さんがやって来た。
全員揃ったな……なんて呑気なことを考えていると、ふわりと良い香りが鼻についた。

隣に、胡蝶さんが座って来た。



しのぶ「お隣、よろしいですか？」

『ど、ドーゾ…』



やっべ、壁際の端っこ譲ってもらえば良かった…

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