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第12話 ページ13

しのぶ「ではAさん、私は怪我人を探してみますので鬼を斬るのはそちらに任せますね」

『分かりました…』



やっと1人になれた…
それにしてもこの山、蜘蛛の巣凄いな…



『なんだ……これ』



しばらく歩くと、繭玉がたくさんぶら下げてあった。
鬼の異能か?

中の隊員は無事か?



『…まじか』



繭玉を全て割いてみたが、中の隊員は液状化していた。

辛かっただろうな。
これ埋葬できんのかな…

手を合わせていると後ろに気配を感じた。



村田「…!色柱様!!」

『あ、えっと、貴方は無事ですか?』

村田「は、はい!でもあっちで癸の隊士がまだーー」



すると背後から繭糸が伸びてきた。
俺は避けたが、村田という隊士は繭に包まれてしまった。



「ふーん、アンタなかなか避けるのが上手いのね」



う、わ、よりによって女の子の鬼かよ…
俺女の子の鬼嫌なんだよ…



「まぁ良いわ。アンタもアタシの食事にしてあげる!」

『!』



また繭糸が飛んできた。
俺はもちろんそれを避ける。



「ッ、ちょこまかとーー」

しのぶ「わぁ、凄いですね。手の平から糸を出しているんですか?」

「ッ!?」



胡蝶さん…!



しのぶ「こんばんは。今夜は月が綺麗ですね」



もう来たのかこの人…
胡蝶さんが鞘から刀を抜こうとすると鬼は声を荒げる。



「待って!待って、お願い!私は無理矢理従わされてるの!助けて!逆らったら体に巻き付いてる糸でバラバラにされる!」

しのぶ「そうなんですか。それは可哀想に。助けてあげます。仲良くしましょう」



この人すぐ嘘つくな…



しのぶ「でも、仲良くするにはいくつか聞くことがあります」

「?」

しのぶ「可愛いお嬢さん。貴方は何人殺しましたか?」




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(プロフ) - もうイラスト見れないのかぁ…。イラスト集って名目で別の作品に載せることもできないのかな? (2021年12月19日 17時) (レス) @page50 id: 24c49fe85e (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きが気になりすぎてやばいです。次の更新待ってます頑張ってください!いや、本当に続きが気になる!! (2021年9月25日 23時) (レス) @page48 id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
5173(プロフ) - お話更新してくれたら嬉しいです!楽しみに待ってます!! (2020年12月17日 0時) (レス) id: 9bc8737b45 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - うー、まだまだお話読みたいです。。。更新されたら見に来ますので、大変だとは思いますが頑張って下さい! (2020年12月13日 20時) (レス) id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - この小説が好きで久しぶりに読み直したらコソコソ噂話のイラストが消えててびっくりしました。あの絵が好きでまた見たいので是非載せて欲しいです!後更新もして欲しいです!楽しみにしてます! (2020年12月11日 18時) (レス) id: bc274ad562 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月16日 21時

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