気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第１０話 ページ11

そのまま冨岡さんとお館様の屋敷に着いた。
胡蝶さんとは極力目を合わせないようにした。



産屋敷「私の剣士(こども)たちは殆どやられてしまったのか。そこには十二鬼月がいるかもしれない。柱を行かせなくてはならないようだ。



義勇

しのぶ

A」


「「「御意」」」



十二鬼月か……
上弦だったらやだな…



しのぶ「人も鬼も皆仲良くすればいいのに。御二人もそう思いません？」

『えッ、そ、そうですね……』



冨岡さんに殺されるから極力話しかけないでくれ胡蝶さん…！！



冨岡「無理な話だ。鬼が人を喰らう限りは」

しのぶ「それではお館様、行って参ります」

産屋敷「気をつけてね」



俺たち３人は那田蜘蛛山に向かう。
だが、俺は冨岡さんと胡蝶さんの２人の邪魔をしたくない。

２人と距離を置いて走る。



しのぶ「Aさん？どうしてそんなに距離を置いて居るんですか？」

『い、いや、大丈夫です。俺、２人の邪魔はしませんから…』

しのぶ「なんの話ですか？」

『恋仲ですから２人きりになりたいですよね……俺、先に西の方へ行ってきます…！』

しのぶ「え！？Aさん！？」



俺は山の西側の方へ走った。




________




しのぶ「冨岡さん……私と冨岡さんが恋仲だとAさんに勘違いされてましたけど、何を吹き込んだんです？」

冨岡「……」

しのぶ「そうやって言葉が足りないから嫌われるんですよ」

冨岡「嫌われてない」

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