気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第４８話 ページ49

あらすじ。胡蝶さんにキス逃げされた。

マジでどういう事だ？これも何か新しい暗殺方法か何かなのか…！？



宇髄「Aッー！！生きてるかー！」

『ぎゃー！！』


グルグルと考え事をしていると、宇髄の大声が突然響き、間抜けな声を上げてしまった。



宇髄「お、そんだけデケェ声が出るって事は大丈夫そうだな。ほれ、嫁たちからの見舞い」

『ど、どうも』



ドン、と俺のベットに置かれたスイカ三つにぎこちなく礼を言った。

宇髄も相変わらず元気そうで安心した。


宇髄「そういえば、さっき顔を真っ赤にした胡蝶とすれ違ったぞ。お前、胡蝶となんかあった？」

『えッ』


先程の、胡蝶さんの唇の感触が頬に蘇ってきて思わず顔を赤くする。

そんな俺の反応を見て、宇髄は新しい玩具を見つけたようにテンションが上がった。


宇髄「あったな！その顔！！なんだ！？何された！？いや、した方か！？」

『やめろ！唾が散る！』


顔を近付けてる宇髄の頬を押さえつける。いちいち近いんだよコイツ…！



『いや、その……なんか、ここにさぁ』

宇髄「頬がどうかしたか？」

『えっと……接吻、された。ちょっと…』


顔を真っ赤にしながらそう語ると、宇髄が「うっ」と突然口元を抑えた。


宇髄「そうか……やっとお前も胡蝶を意識するように…！いやぁ、胡蝶も成長したな！」

『え、なに感動してんの…？』


なんか今日の宇髄キモ……


宇髄「で？で！？お前は、接吻をされて、だ！どう思った！？」

『は？ど、どうって…』

宇髄「ほら、色々あるだろ！好きになっちゃった！みたいな！」

『いや……まぁ、嫌われてはないんだなって……安心した…』


正直な思いを伝えると、宇髄はさっきのテンションは何処へやら、突然スンッと真顔になった。



宇髄「なんか、胡蝶がかわいそうに思えてきた……」

『はぁ…？』

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