兆(後日談的なもの) ページ35
公園
モブ「よ〜し!俺のターンだ!バスター・ブレイダー召喚だ!」
モブ「いいぞ〜!」
モブ「やっちゃえ やっちゃえ!」
静「杏子さん!」
杏「キャッ!静香ちゃん?」
静「こんにちは」
森のような小道
静「すみませんつき合わせちゃって。でも私…帰る前にもう一度この街を…バトルシティ大会でお兄ちゃん達が必死になって戦ったこの街を見て回りたかったんです」
杏「いいのよ気にしないで。さぁ行こう!」
その頃 バクラ達は
杏子達が居た森のような小道
バ「バトルシティ大会も終わってなんか平和になったな」
美「うんそうだね…(バクラはまだ知らないのよね この後の展開を…)ボソッ救えるのかしら私に…」
バ「美姫?」
美「あっな、何でもない」
バ「何でもなくないだろ?なんか顔が沈んでるぞ」
美「そんなに沈んでた?」
バ「あぁいつもの元気な感じがあんまりないぞ」
美「そ、そうかな?」
バ「よしっ!バトルシティ大会が終わった記念に今からどこかに行こうぜ!美姫の行きたい所に連れていってやるぜ!」
美「えっ!?」
バ「美姫はどこに行きたいんだ?」
美「そうね…あっ童実野美術館がいいわ!」
バ「えっ美術館!?そんな所でいいのか?」
美「バクラと一緒に居られるならどこでも楽しいわ!でも他の所も回りたいな」
バ「よしっ!じゃあまずは美術館から行こう」
美「えぇ!」
バ(よかった やっと笑顔になってくれた)
その頃 童実野美術館内では
(あの壁画の前)
静「えっ…これって遊戯さんにそっくり」
杏(そう…もう一人の遊戯の失われた記憶探しはあの日この場所で石版を見たのが始まりだった)
回想(壁画前)
杏(これは…)
闇遊(ここに描かれた古代エジプトの王の姿…これは紛れもなく俺自身の姿)
杏(なぜ…なぜこの石版に遊戯の姿が?千年パズル!?)
闇遊「杏子…今 俺は、はっきりと自分が何者なのかを理解したぜ。古代エジプトの時代から千年パズルに宿りし失われた王の魂 それこそが俺の正体」
杏(まさか千年パズルを解いたせいで遊戯にその魂が?)
闇遊「フッ…そんなに長い間じゃ記憶がぶっ飛ぶのも当然ってやつだぜ」
イ「お待ちしておりました」
闇遊「あんたは?」
イ「私(わたくし)はイシズ・イシュタール 3000年の長き月日…我が一族に伝わる王の記憶の一部をお守りしてきた者です」
闇遊「それは千年アイテム!」
杏(イシズさんと初めて会ったのもここだった。そしてイシズさんも千年アイテムを持つ者の一人だった。そしてもう一人…遊戯と対峙しているのは…)
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作者名:シエナ | 作成日時:2017年10月23日 10時