不死の壁 ゴッドスライム ページ12
闇マ「ぐあぁ〜っ!」
美「オベリスクのダイレクトアタックによりマリク!お前は4000ポイントのダメージを受ける」
マリクのLP700
杏「やったわ美姫!」
本「お〜っし!マリクのライフポイントも残り僅かだ!」
城「見たか!?オベリスクに吹っ飛ばされたマリクをよ!気分爽快だぜ!」
御伽「このまま一気に行けば勝てるよ!」
木「さすが姉様だぜ!」
海(あのマリクがオベリスクの攻撃をああも簡単に通すだと?何かある…)
闇マ「うぅ…」
イ(マリクのフィールドの伏せカード…あれはもしや…美姫さん気をつけて!マリクはあえてオベリスクの攻撃を受けた。だとしたらそこには2つの戦術が隠されている)
闇マ「痛い…痛い…」
イ(1つはあなたを追い詰め、あなた自身に精神的ダメージを与えること。そしてもう1つは…)
杏「ねぇ見て…美姫の表情を」
城「ん?どうした?(どうしたってんだ?勝利は目前だってのに逆に追い詰められた顔してやがる)」
闇マ「フフフフ…効いたぜ…今のはよ美姫 痛かったなんてもんじゃねぇ… だがな美姫…真の苦痛を味わうのは、この俺よりもこいつの方だってことを忘れちゃいないよな?今の攻撃分 体が闇に食われていくぜ」
美「マリク!」
闇マ「ハハハハ!こいつは哀れな男だ。墓守の宿命であるファラオの記憶を守るために人生の全てを犠牲にしてきた。その結果がこれだ。そしてファラオ抹殺の作戦をことごとく邪魔した貴様への憎しみのスパイスで、さぞおいしい生け贄に仕上がるだろうぜ」
バ「美姫!これ以上 攻撃するとマリクの主人格が消滅してしまう!」
美「だけど私が倒されたらバクラが闇の餌食になってしまう」
バ「俺はまだ大丈夫だ!俺達にとって倒さねぇといけない真の敵はマリクの邪悪なる心だ!あいつの姉のためにもマリクの主人格を助けねぇと!その方法がきっと何かあるはずだ」
美「えぇ(だけどあの厄介な伏せカードをどうにかしないと)」
闇マ「ハハハハ…美姫 貴様の精神を貪り尽くし肉体は闇の餌にしてやるぜ。さてオベリスクが俺に与えた苦痛…今から倍にして返してやらないとな」
イ(やはりマリクがあえてオベリスクの攻撃を受けたのには隠されたもう1つの戦術がある)
闇マ(貴様の神の召喚も全ては俺の仕掛けた罠であることを教えてやるハハハハハハ…)
マ(リ…シド…リシド…)
バトルシップ内(リシドの部屋)
マ(リシド…)
リ「マリク様!?」
マ(リシド…僕はもうじき暗闇の世界へ行く。その前にお前には言っておきたいことがあるんだ)
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作者名:シエナ | 作成日時:2017年10月23日 10時