遊戯王デュエルモンスターズの世界へ (ページ8)

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59話の続きページ8

美「ラーがまたフィールドに…」
闇マ「そうさ！次のターンで再びラーが特殊召喚されるってことさﾊﾊﾊﾊﾊ！つまり美姫…貴様は１ターンキルで抹殺されるんだよ。だがゾンビの宝石のテキストでは、この場で貴様のドローカードが許される。そのカードは貴様にとって命綱となるか永遠の闇に葬られるかの運命を握る」
バ(美姫…)
美(このデッキに眠るカードに命運がかかっている)
闇マ「さぁカードを引け…美姫ﾊﾊﾊﾊ！」
木「兄様？」
海(美姫あのカードを引く以外１ターン・キルを阻止する術はない)
杏「美姫のフィールドには壁となるモンスターが居ないわ」
本「次のターンでラーの攻撃を受けたら一巻の終わりだ」
御伽「でも…」
本「ん？」
御伽「確かラーの特殊能力のゴッドフェニックスはフィールドのモンスターしか攻撃できないはずだよね？」
城「あぁだがラーにはまだ隠された能力があるらしい」
杏「隠された能力…」
城(そいつを打ち破る手が果たしてあるのか？負けんじゃねぇぞ美姫！)
闇遊(美姫…頑張ってくれ！)
闇マ「(ﾌﾌﾌ…貴様に為す術はない。無意味にカードを引いて絶望する以外にはな…)さぁドローしな美姫！」
美(今この状況を突破できるカードが１枚だけこのデッキにある…そのカードは)

回想(決勝前)
海「受け取れ！美姫！」

美「(海馬が私に託したカード私は…このカードに賭ける！)私はリバースカードをセットしターンエンド」
本「なんだって!?」
御伽「ドローカードを見もしないで…」
城「何のカードかも分からねぇままにそのままリバースした…」
杏「どういうことなの？」
バ(美姫は一体何をドローしたんだ？)
木「ねぇ兄様…姉様は何のカードを？」
海(バカな…奴はその目で見ずともドローカードが何であるかを分かったとでもいうのか!?まさか！奇跡を起こすというのか!?美姫！)
磯野「白雪美姫！カードを確認せずリバースすることは違反行為である。そのカードがモンスターであった場合ルール上は…」
海「磯野！」
磯野「は…はい！」
海「面白い」
磯野「は…」
海「そのまま続行させろ」
磯野「はい！」
闇マ「ﾊﾊﾊ！死と敗北の恐怖にとうとうどうにかなっちまったのか美姫貴様の人生最後のドローカードだぜ。この世の名残にしっかりと拝んでおいたらどうだ？」
美「マリク！お前のターンよ」
闇マ「くっ…俺のターンドロー！(反則負けなんぞで逃がしはしない。貴様には究極の苦痛とともに地獄に行ってもらうぜ)いくぜ！死者蘇生発動！」