62話の続き ページ25
闇マ「うぅ…」
バ「ラグナロクはブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールがフィールドにいることで発動できるマジックカード」
美「その効果は自分のデッキ・手札・墓地から全てのモンスターを取り除くことで相手の場のモンスターを全滅させる!」
闇マ「やめ…ろ…」
美「それがたとえ神であっても!」
城「オシリスが!」
本「オベリスクもいるぜ!」
御伽「美姫ちゃんの持つ全てのモンスターが現れているんだ」
※美姫は自分の神のカードは抜いています
木「すげぇ…」
闇マ「やめろ!来るな!離せ…離せ!ぐあぁ〜っ!」
美「ブラック・バーニング・マジック!」
闇マ「うわ〜っ!」
本「すげぇ…ラーを倒した!」
杏「美姫が勝ったの?」
城「いや…」
海「マリクのライフはまだ1ポイント残っている」
バ「美姫はあいつに残された僅か1ポイントの力を信じて攻撃した。生きてろよ」
美「マリク…」
リ「マリク様…」
イ「マリク…」
マリクのLP1
イ「マリク!」
本「マリクの表情が変わってる」
城「闇の人格が消えたのか?」
リ(マリク様…あなたの心に残されていた生きる力。その力が邪悪なる意志に打ち勝ったのです)
マ「美姫…僕のライフはまだ1ポイント残されている。まだデュエルは終わってはいない」
バ「美姫 あれを見ろ!」
闇マ「なんだと!?」
バ「生け贄だったマリクの主人格と闇の人格が入れ替わったのか」
闇マ「まさか死に損ないの主人格がこの俺を追い出し再び肉体を取り戻すとは…冗談じゃねぇ!俺がたった1ポイント分の生け贄になっちまったってのか!?おい主人格様よ!俺達は同じ肉体を共有した仲間のはずだぜ!1ポイントありゃまだデュエルに勝つ可能性がある。美姫を殺せ!貴様の計画の邪魔をした!その復讐を果たせ!」
マ「過酷な運命の中で僕自身が生み出してしまった邪悪なる闇の人格よ もう貴様の意志で僕を操ることなどできはしない!」
闇マ「なに〜っ!?」
マ「貴様は僕の手で葬り去る!」
闇マ(バカな…こいつ自らの肉体を破壊し俺と共に滅びるつもりか!?)
美「マリク…」
マ「僕は死にはしない。僕が犯した罪は永遠に晴れることはないだろう。でもこの背に刻まれた刻印と共に、その罪も背負って生きていく。闇に包まれていた僕の運命にただ一点の光を求めて…」
リ「マリク様…」
マ「美姫 このデュエル…僕を救いだしてくれたことに礼を言う」
闇マ「ま…まさか!やめろ!!」
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作者名:シエナ | 作成日時:2017年10月23日 10時