遊戯王デュエルモンスターズの世界へ(乃亜編)

30話の続き ページ35

ギャンブル失敗で城之内のターンはスキップ

杏子「しっかりして城之内！まだ城之内のターンは残ってるのよ。最後まで諦めちゃダメ！」

城之内「だけどよ…俺は完全に運に見放されちまったみてぇだ。これ以上 やったって…」

杏子「城之内…」
遊戯(でも、３回もギャンブルに失敗するなんてなんかおかしいよ！)
闇遊戯(あぁ俺も同じことを考えていたぜ相棒 ３回連続してギャンブル失敗…偶然だと言ってしまえばそれまでだが…こいつは何かあるぜ！)
遊戯「もしかしたら全部仕組まれた…」
乃亜『このデュエル無効とする！』
ジャジ・マン「乃亜様！」
城之内「乃亜？」

杏子「あの子が…」

夕方の海・砂浜
海馬「乃亜！」
↑テレビを見て

大法廷(乃亜が現れた)
乃亜「このデュエル無効とする！」
城之内「えっ？」

杏子「どういうこと？」

大岡「そんな！なぜです？乃亜様！もう少しで城之内克也を打ち負かすところだというのに！」
乃亜「僕が気づかないとでも思ったの？君の仕組んだイカサマに」
城之内「なに!?イカサマだと？」
乃亜「そう城之内 君が使っていたギャンブルカードは全て外れるように大岡があらかじめ細工をしていたのさ」
城之内「なんだと!?てめぇ そいつは本当か!?」

遊戯(やっぱりそうだったんだ…でもそれをどうして仲間のはずの乃亜が？)

大岡「乃亜様 これも作戦のうちです！な…何も私(わたくし)達はオリンピックの競技に出ているわけではないのですから多少の…」
乃亜「僕に逆らうの？」
大岡「あっ…」
乃亜「そんな汚い手でデュエルに勝っても本当の意味で海馬瀬人の仲間達を倒したことにならない。それでは海馬瀬人を完璧に乗り越えたことにはならないんだ」

夕方の海・砂浜
海馬「この俺を完璧に乗り越えるだと!?(奴の俺に対するあのこだわり…あの対抗意識はなんだ？よもや誰かの差し金か？誰かが俺と奴を比べているというのか？ﾊｯ！そんな男がいるとしたらただ１人…海馬剛三郎！いやそんなはずはない。奴はすでに死んでいる。あいつは…乃亜とは一体何者なんだ!?)」

大法廷
城之内「そうか…そうだったのか。ギャンブルカードが全部外れたのはイカサマだったのか(ってことは…俺はまだ運に見放されちまったってわけじゃなかったんだな)」
乃亜「城之内 デュエルは中止だ。大岡！君にはそれなりの責任を取ってもらうことになるよ」
大岡「そ…そんな！」
城之内「やらせろよ」

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