92話の続き ページ22
闇遊「シャダ！」
シャダ「ファラオ！」
カリム「…ファラオ…セトを セトをお止めください…アクナディン様の二の舞にしてはいけない…」
闇遊「あぁ分かっている」
カリム「ファラオ…あなたに仕えてこられたこと…幸せでした」
闇遊「カリム」
カリムがアイシスに手を伸ばそうとした
闇遊「カリム…！」
アイシス「カリム…」
シモン「ファラオ」
闇遊「もう誰も死なせはしない。ハサン ここでみんなを守ってくれないか。俺はセトを追う」
↑馬に乗りながら
ハサン「しかし」
闇遊「みんなは俺の大切な仲間なんだ頼む」
シモン「ファラオ」
ハサン「分かった。それがファラオの意志だというなら」
闇遊「ありがとう はっ！」
シモン「ファラオ…」
王墓の中
杏「ここの壁 ちゃんと触れるわ」
遊「多分ここは爺ちゃんが言ってた千年パズルが収められていた場所だ」
城「なんだって!?」
杏「ここに千年パズルが」
城「よしっ早く行こうぜ！」
遊「あっ城之内君！むやみに動いちゃダメだ！」
罠が作動する
城「えっ？えぇ!?」
遊「ここにはたくさんの罠があるって爺ちゃんが言ってた」
城「それを先に言えよ！」
本(バ)「じゃあこの先へ進む方法 爺さんに聞いてるんだな」
遊「うん爺ちゃんが入った時と同じならね」
第１の試練の間
城「おいおいこれが墓の中なのかよ」
杏「きっと盗掘から奥にあるものを守るための仕掛けなのよ」
本(バ)「で、どうやって進む？」
遊「偉大なるファラオの領域を侵した者には制裁が下る。古代エジプトではファラオは神 ファラオに捧げられたあらゆる彫像は必ず左足を前にしている。これは左側の心臓を差し出すという絶対服従を意味しているんだ」
本(バ)「ということは」
杏「左足を前にして進めってことね」
城「な〜んだ簡単じゃねぇか」
第２の試練の間
遊「ここが第２の試練の間」
城「今度はどうするんだ？」
遊「石版に宿りしカーが汝を裁くであろう。怖れる者は魔物に魂を食われ勇気ある者には道を示す」
城「それってもしかして」
杏「ちょっとでも怖がったら魔物に食べられるってこと？」
遊戯が前に進む
杏「遊戯」
城「気をつけろ」
遊「この奥にもう一人の僕の名前がある。その名前を見つけることでもう一人の僕を助けることができるなら怖くなんかないよ」
城「遊戯…よしっ！今さらビビってられるか」
杏「えぇ！」
３人も進む
遊「ここに千年パズルが収められていた箱があったんだ」
城「だけど何にもないぜ一体どこにもう一人の遊戯の名前があるっていうんだ？」
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作者名：シエナ | 作成日時：2018年4月8日 0時
