ハリー・ポッターと賢者の石 (ページ41)

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賢者の石を守る者《３》ページ41

《２階の廊下》
ハーマイオニー「ねぇ校長先生が居ないならアデルに頼みに行きましょう！」
ロン「そうだよ！彼女なら賢者の石を盗もうとしている奴のことを知ってるかもしれないし」
ハリー「でも、アデルは学年末試験を一番に終わらせてどこかに行っちゃったよね」
ハーマイオニー「探しに行きましょう」
スネイプ「どうかしたかな？グリフィンドールの諸君こんな天気のいい日に外にも出ずに何をしてるんだね？」
ハーマイオニー「あの先生私達アデルを探しているんですがどこに行ったか知りませんか？」
スネイプ「いや知らないな。セリオスがどうかしたのか？」
ハーマイオニー「アデルが何も伝えずに居なくなるなんて絶対にないので心配で…」
スネイプ「…分かった。私も探してみよう。だが、行動には気をつけたまえ。怪しまれますぞ企みでもあるかと」

ハーマイオニー「ハリーもしアデルがダメだって言ったら？」
ハリー「それでも石を探しに行く。今夜だ」

その後私達は手分けして入ってはいけない場所以外でアデルを探したがどこにも居なかった

そして夜…ハリー達は悪魔の罠を突破しロンとハーマイオニーはハリーを先に行かせた

《地下室》
ハリーは額の傷の痛みを感じながら進むと…

ハリー「あ…！あなたが？まさかそんな…スネイプのはずだ！だって…」
クィレル「そう。彼はいかにも怪しげに見える。ねぇスネイプ教授が居れば誰がこんなク…クィレル…き…教授を怪しむかな？」
ハリー「スネイプはクィディッチの試合で僕とアデルを殺そうとして…」
クィレル「スネイプではない私が殺そうとした。あの時私のマントが燃えず目を離さなければ上手くいっていたのに！スネイプは反対呪文で邪魔していたのだ」
ハリー「スネイプが僕らを助けようとした？」
クィレル「お前は目障りだったのだよ。だが、お前以上に邪魔な存在がいる」
ハリー「それは一体…？」
クィレル「私の足元で眠っているこの娘さ」
ハリー「アデル！！なぜアデルを！？」
クィレル「ハロウィーンのあの日から私が居る場所になぜか現れるようになった」
ハリー「じゃあトロールを入れたのも…」
クィレル「そう私だ。だが、スネイプは騙されなかったがな。みんな地下室へ急いだのにあいつだけは３階へ向かった。あいつは常に私を疑っていて…あっ…！一人っきりにはしなかった。だが、あいつは知らん。私は一人ではない…決して。さぁ鏡には何が映る？あぁ見えるぞ。賢者の石を持つ私がどうやって手に入れる！？」