ハリー・ポッターと賢者の石 (ページ37)

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罰則ページ37

《禁じられた森の前》
フィルチ「昔はもっと厳しい罰があった。両手の親指を紐でくくって地下牢に吊るしたりしたもんだ。あの叫び声が聞きたいねぇ。今夜の処罰はハグリッドと一緒だ。一仕事してもらうよ。暗～い森でな。哀れな生徒達だ」

ハグリッドがすすり泣きをする

フィルチ「なんじゃ今だあんなドラゴンのことでメソメソしてんのか」
ハグリッド「ノーバートはもう居ねぇ。ダンブルドアがルーマニアに送った。仲間のとこに」
ハーマイオニー｢その方が幸せじゃない。仲間といられて｣
ハグリッド「ルーマニアが嫌だったら？他のドラゴンにいじめられたらどうする？まだ赤ん坊なのに…」
フィルチ「いい加減しゃきっとすることだな。これから森に入るんだぞ。覚悟して行かないと…」
ドラコ「森へ！？冗談じゃない森へ行くなんて生徒は入っちゃいけないはずだよ。だって森には…狼男が！」
フィルチ「それよりももっと怖いものが居る。せいぜい怖がれフッ」
ハグリッド「よし…行こう」

森に入る

《禁じられた森》
ハリー「ハグリッドそれはなに？」
ハグリッド「探してたものだ。見ろユニコーンの血の痕だ。この間も一頭死んどった。だいぶ酷いケガをしてるらしい」

何かがハグリッド達に近づいてくる

ドラコ「ﾋﾞｸｯ！」
↑アデルの腕にしがみつく
ハグリッド「おぉ！生き残ってるユニコーンだ！足を少しケガしてるが無事みてぇだ」

アデルがユニコーンにゆっくり近づく

ハグリッド「おい。アデル気をつけろよ」
アデル「よしよし。今ケガを治してあげるからね。ヴァルネラ・サネントゥール」
↑ユニコーンの傷を癒した

アデルをじっと見つめすり寄る

アデル「ﾌﾌｯくすぐったいよ。ハグリッドこの子のこと校長に相談した方がいいと思うわ」
ハグリッド「あぁ。そうだな」

ダンブルドアがすぐに来てくれてユニコーンを学校でしばらくの間保護することになった

ハグリッド「いいか俺達で傷ついたユニコーンを見つけるんだ。ロンとハーマイオニーは俺と来い」
ロン「分かった…」
ハグリッド「ハリーはマルフォイとアデルと行け。アデル２人を頼んだぞ」
アデル「任せて！」