ハリー・ポッターと賢者の石 (ページ36)

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夜中に行動するのを許される理由ページ36

夜中

《２階の廊下》
アデル(確かこっちの教室だったはず)

《変身術の教室》
マクゴナガル「いいですか。どんな理由があろうとも夜中に抜け出して学校を歩き回ってはなりません。今回の規則違反の罰として50点減点します」
ハリー「50点！？」
マクゴナガル「一人 50点です。二度と同じことを起こさぬよう４人には処罰を与えます」
ドラコ「すみません先生聞き間違いですよね？今４人っておっしゃいました？」
マクゴナガル「その通りです。ミスター・マルフォイ事情はどうあれあなたも消灯時間を過ぎて出歩いていたのですから。あなたも一緒に罰を受けるべきです」
アデル「先生失礼します！」
ロン(アデルー！君まで減点されちゃうよ！)
マクゴナガル「セリオスちょうどいいところに来てくれました」
アデル「お話は聞きました。私も一緒について行ってよろしいでしょうか？」
マクゴナガル「えぇもちろん。頼みましたよセリオス」
ハーマイオニー「あの先生なぜアデルには減点も罰もないのでしょうか？」
マクゴナガル「その訳を今からお話ししましょう。ここに居る皆さんはセリオスが違う世界から来たということは知っていますね？」

４人が頷く

マクゴナガル「彼女はこの学校で起こるかもしれない問題を解決するために動いてくれています。なので彼女には特別に消灯時間を過ぎても行動することを許しているのです」
ドラコ「でも、そんなことをすれば彼女の身に危険が…！」
マクゴナガル「えぇ。私も最初は反対しました。でも、彼女の気持ちを大切にしてあげたいと言うスネイプ先生の提案です｣
ドラコ「スネイプ先生の？」
マクゴナガル「なのでこの事は他言無用です。いいですね？」
４人「分かりました」