もう逃げないで【爆豪勝己】 (ページ42)

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#41 コナン編ページ42

あの後、とりあえずみんなの車を見に行ってみようということになった

「うひょー俺のレンタカー！」

「私のフェラーリもパーね」

「おい、あのベンツ誰のだ？」

「きみの？」

「いえ、僕はばあやに送って貰って来たので」

「じゃあ、あなたの？」

『私も同じく。車運転できる歳でもないですし』

「これじゃ、私の車もダメかな…」

「あんた、車できてたのか？」

「はい、裏口のところに止めるようにとご主人様から…」

その言葉を聞いて皆が一斉に走り出す

探偵って元気だね…

あいにく、私にはそんな元気は無いので歩いて行きますよ

のんびり着くと、探偵たちがコインを投げ、千間のおばあちゃん、小五郎のおじさん、茂木さんが車で橋を見に行くことを決めていた

なんでその車に乗りたがるんだか

「そういえばAさん、高校生と仰ってましたよね。僕も実は、高校生なんですよ。」

え、今？

『そうなんですね。それにしても皆さん、好奇心旺盛ですね』

「はは、探偵ですからね。」

小五郎のおじさん達が帰ってきた時に、千間のおばあちゃんはいなかった

どうやら、ライトをつけると爆発する仕掛けになっていたらしい

おばあちゃん…

私は結構好きだったのに…

sideなし

千間が亡くなったことで、探偵たちは屋敷を捜索し始めた。

「じゃ、私たちは女同士で行動しましょ」

「そういえば、あの茶髪の青年どこいった？」

「さあ？鷹に餌でもあげてるんじゃないかしら。あの一般人の女の子も見当たらないしね…」

槍田が蘭とメイドをトイレに連れていき、2人を眠らせた

槍田がトイレから出てくると、行方を眩ませていた白馬が突如目の前に現れ、銃を構える

「犯人がわざわざ危険を犯してあの車に乗るわけが無い。そうなると、犯人は僕か槍田さんか蘭さんかメイドさんか、Aさんと言うことになるわけですよ」

「あら坊や、物騒なもの持ってるじゃない。奇遇ね、私も同じ考え方してたの。」

小五郎と茂木、コナンが銃声を聞いて駆けつけると、そこには白馬が倒れていた

「心臓を撃たれてる…」

小五郎は階段へ走り、駆け登る

階段上の部屋に入ると、パソコンが置かれていた

「この部屋、答えが分かったら来いってところか… ！槍田さん！！」

「おい、見ろよ。内側のノブを回すと、毒針が出る仕掛けになってる」

「一体誰が…」