#39 コナン編 ページ40
コナンside
あのお姉さんは一体何者だ
いくら招待状を貰ったとはいえ、普通は気味悪がって来ないはずだ
俺らと同じように小切手でも入ってた…?
じゃあなぜ主催者は一般人を招待しようとしたんだろう
どうやら1人できたようだが、高校生なら運転もできない
タクシーできたか、誰かに乗せてもらってきたか…
それにしても、この人どっかで見たことあるような…
思い出せない、誰だ?
絶対見たことあるはずなのに
「それにしても、Aちゃんの髪とか目、すごい綺麗だよねー」
『そうかな?日本人じゃないって言われ続けてて、コンプレックスだったけど、そこまで言って貰えると嬉しい。』
見た目…?
そうなると芸能人とかか。
じゃあ思い出せないのも無理があるのか?
your side
晩餐の会場に着くと、主催者らしき人が座っていて、話し始めた。
《6人の探偵たちよ、そして、私の招待客よ、よく来てくれた。いつも、私が追い詰められる立場なのでね、今回は私が追い込んでみようと思う》
バン!!
お?唐突な爆発音。
爆発音は爆豪くんで、銃声はジンで慣れているためあまり驚かない。
《帰りの手段を絶たせて貰った。途中の橋も落としているので、車を隠し持っていたとしても帰ることはできない。つまり、ここでのミステリーを解いたものだけが財宝を手に入れ、帰る権利を手に入れることが出来る。存分に楽しみたまえ。》
私なんで呼ばれたの?
え、なんか推理バトル始まってるよ?
付き添いとかならまだしも、私ピン。1人。
1人でここに来たんですけどーーー
すると、男性の1人が主催者のマスクを取った
だが、そこに居たのはマネキン。
マネキンにスピーカーが埋め込まれていただけだと言うことだ。
「クソ、一体誰がこんなこと…!」
「あら、眠りの小五郎ともあろう方が分からないの?招待状に書かれていた神が見捨てし仔の幻影、」
「幻影は英語でファントム」
「そして仔は仔牛とか仔馬とかに使われる獣のこと。」
「神の祝福を受けられなかった獣といえば、新誓約書ではヤギのこと、ヤギは英語でいえばゴートですが、仔山羊は違う…」
『仔山羊の英語はキッド……』
「つまり、これは狙った獲物は逃さない大泥棒、怪盗キッドの仕業ということですよ」
「それにしてもAさん、英語お出来になるんですね」
『この程度なら、まあ…』
帰国子女だからね
できるよ
言わんけど
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作者名:レモネード x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 15時