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#33 ページ34

『あの、そろそろ離してもらっても…』

「チッ、おらよ」


すんごい上から。ムカつくな


『もう戻っていいかな?』

「てめぇ、あの話聞いてどう思った」

え、私の質問フル無視…?


『特には。人それぞれ事情っていうのはあるんじゃない?だからそこまでって感じ』

「…」

『人に話させといて無視ですか』

「あ?うるせぇ。昼飯食ったんか?」

『相澤先生に呼び出されてたからまだ。』

「行くぞ」

『え!連れてってくれるの!?ありがと!!』


突然、爆豪くんがなにかに驚いたように私をガン見する


なんかそんなに驚くようなこと言った?


え、何?


てか先行くなし

















━━━━━━━━━━━━━━━

『食堂来るの久しぶりだな』


あ、席どうしよう


空いてない



「おーい!爆豪!こっちこっち!席取ってあるぞ!」



切島くん… 神だ


「お、陽月も一緒だったのか!」


『うん、たまたま会って。席、一緒に座ってもいいかな?』

「おう!もちろん!」



そう言って、空いてる椅子を取ってきてすぐそばに置いてくれた


いわゆる誕生日席の状態




ほんとありがとう切島くん



優しさの塊だよ



「それにしてもよ、意外とお前ら仲良いよな」

「あぁ!?誰がこんなモブ女と仲良くするかよ!」

「確かに、一緒にいること多いよなー」

「ケロ、私は陽月ちゃんは相澤先生によく呼び出されてる気がするわ」


確かに呼び出されてるけど…


『そうかな?それだけ私がダメダメってことなのかもね笑』

「ハッ、てめぇだからな」



なにそれ



「そんなことはねぇだろ、だって障害物競走4位だろ?」



「確かに!すげぇな陽月」


『あれは、たまたま個性との相性が良かっただけだよ』




なんでこんな私の話題なのでしょう



別に私について話さなくていいよ




私についてみんなが話していたのは嬉しくなかったが、ランチラッシュのご飯は美味しかった




料理の才能開花させすぎだよね



いつもお弁当だけど、今度から週一くらいで行こう






昼ごはんを食べたら、あとは私は応援するだけである

こんなに気が楽なの久しぶりだ

いつもヒーロー科のことか組織のことで気が抜けないからつかの間の休息を楽しんでおこう




「お食事中すいません、陽月さん、実はちょっとお話があるのですが」

『八百万さん。ちょっと待ってね』

「急がなくて大丈夫ですわ。お食事が終わりましたら、蛙水さんと共に女子更衣室までいらしてください」

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設定タグ:ヒロアカ , 名探偵コナン , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:レモネード x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 15時

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