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#27 ページ28

『あ、ごめんね、言い方キツかった。でも、あんまりそうやって何人かで責めてくるのはやめて欲しいかな…』

「それは、悪かった」

『うん、お互い様だね!じゃ、体育祭頑張ろ。お茶子ちゃん、帰ろ!』











危ない危ない。


相手を怒らせず、私に対しての警戒を解く。


だけど、こちらも完璧じゃないことを示しておくのが大事


最近、すぐ謝れてなかったから、今回はセーフ

これでA組の印象は少しだけど良くなったはず









まあ、爆豪くんを除いて……

「すごいねAちゃん!かっこよかったー!」

『そんなそんな、逆にごめんね、怖かったよね』

「確かに驚いたけど、怖くはなかったよ。むしろカッコよかったって!」

『そうかな、ありがとう』


更衣室のことから始まったけど、お茶子ちゃんとはかなり仲良くなれて、今では一緒に帰ってるくらいだ


よく緑谷くんと飯田くんもいるけどね




でも、あんまり仲良しにならないよう、気をつけておかないと



















━━━━━━━━━━━━━━━

『ただいま。』

「あら、おかえりA。そういえば、もうすぐ体育祭よね?どうするつもりなの」

『さぁ。担任の先生からは本気出せって言われてるけど、そうすると最終種目まで残ることになる。』

「?なにかダメなことでも?」

『そうね、名前を呼ばれるらしいの。しかもフルネームで』

「となると、あなたが雄英にいることが全国的に、いや、世界的にバレると…」


そう、そこが問題。










組織の私のことを知っている人は極わずかだけど、それでものちのちヒーロー科に在籍していたことが残っているとめんどくさい事になる。

「そうね、たまたま最終選考に残れなかった、という感じにしてちょうだい。」

『たまたま…?』

「ええ。別に残っても悪くは無いのよ。あなたにはずっと調査しかさせないつもりだしね。だけど、スパイをする時に多少めんどくさい気がするのよ。」

『相手方にヒーローだとバレると…』

「まあ、Aならそんなことくらいで失敗はしないと思うけど、大々的にテレビに映るのは良くないわ。そういうことで、頑張ってね」

『はい…』


結構な難題を押し付けてくるよな…






とにかく、体育祭でどうするかを考えなきゃ








種目は確か、障害物競走と騎馬戦と対戦の3つ


前世で見たアニメを頼りに考える



騎馬戦で敗退して、かつ本気を出せるってなると…

















よし、体育祭ではこの作戦で行こう!!

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設定タグ:ヒロアカ , 名探偵コナン , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:レモネード x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 15時

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