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#15 ページ16

「今回は、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で授業をすることになった。」

なった…


ああ、この前のヴィラン連合による(仮定)雄英のバリケード突破の件があったからか。


「ハーイ!何するんですか!?」

「災害水難なんでもござれ 人命救助訓練だ!」


人命救助ねー

ヒーローとしての本質って感じなのかな?

「今回はコスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練所は少し離れたところにあるからバスに乗っていく、以上、準備開始」


「デクくん体操服だ、コスチュームは?」

「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから…」


そりゃ、あんだけ派手なことすればコスチュームも壊れるよ…


「バスの席順でスムーズに行くよう、番号順で2列に並ぼう!」







「こういうタイプだったくそう!!」

「意味なかったなー。」



まあ確かに


普通、あのなんかツアーとかで乗るようなバスだと思うよね

まさか普通のバスみたいな形だとは思わないよね




私は、空いているところがなかったため轟くんの隣に座った

そういえば、この前喧嘩口調で言い逃げしちゃったんだよな…


『あの、轟くん…』

「ああ、陽月か。」


いや気づけよ


私ってそんなに存在感薄いか?(多分轟が興味無いだけ)

『あ、その、この前はごめんね?結構強い言い方した上、そのまま立ち去っちゃって…』

「別に、気にするな。」

『うん。私ね、個性のことを教えたくないわけではないんだけど、そのことであそこまで言い合いになるとは思わなかったの。でも、それでも、私は個性教えるつもりは無いよ。』

「そうか。ただ、俺が体育祭で勝つためにお前の個性を知りたかったのも事実だ。そこまで言うなら、俺はお前の個性を知らずにお前に勝つだけだ。」

『そっか。私も、君に負けないよう頑張るね。ありがとう。』



ありがとう。そう伝えると、目を見開いたが、すぐに窓の方を向いて、寝てしまった。


そんなに私と話したくないのかい、初期ロキくん…


それに私は、体育祭で勝つつもりはないんだけどな




「派手で強ぇっつったらやっぱ轟と爆豪だな」

「爆豪ちゃんは、キレてばっかだから人気でなさそ」

「んだとコラ出すわ!!」

「ホラ」

『フッ』

「おい、スピード女。鼻で笑うとはずいぶん上からだなぁゴラァ!!」

『ごめん、梅雨ちゃんのが的確すぎて笑』

「てめぇまじぶっ殺すぞ!!」


「おい、お前ら静かにしろ」

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設定タグ:ヒロアカ , 名探偵コナン , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:レモネード x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 15時

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