バカで女子力がないマネージャーの日常【ハイキュー】 【青葉城西】

過去編4 ページ19

その後、私は職員室に連れて行かれて事情を全部話した。


担任はすんなり受理して穏便に済ました。


リーダーは、かなり先生と親に叱られたらしい。


そして、1ヶ月の自宅謹慎を命じられた。


騒動が終わってクラスは何事も無かったようにまたいつものクラスへと戻っていった。


いじめに加担していた、何人かの男女は謝ってくれた。それでも、まだ許せない自分がいるし信じてまた裏切られたらどうしようかと思う自分がいた。



でも、英だけは謝ってくれなかった。それどころか、私を避け始めた。


貴)あ、英・・・。


スッ



『国見くん冷たーい。』

『ホント。前は仲良かったのに。』

『まさかだけどさ、あの時言った言葉マジだったとか？』

『えー！A！気にしちゃダメだからね！』


貴)うん。





小4以来、英とは同じクラスになったことが無く何も話さないまま卒業した。




英は、小学校から少し離れた北川第一へ。バレーをやっていた為か強豪校へ行った。私は、家から徒歩3分ちょいの北川第二へ。





小学校で疑心暗鬼を覚えて人を信じられるかどうかは不安だった。






そして、そこで




鈴)あの、名前なんていうんですか？私、冨樫 鈴音。


貴)遠野 A。



鈴音と出会った。

過去編 5→←過去編 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す