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第七話【強い思い】 ページ34

響子side

ボイトレに行こうとしていた私は、ボイトレ室の扉を開けて驚きました。

だって、人が誰もいないのですから。

私の前の時間にレッスンしていたはずの空音さんもいない。

先生もいない。



あれ、なんだか医務室から声がする気がしますね。

… もしかして。

私は医務室まで駆け足で向かいました。

そこで驚きました。

ベッドの上に横たわっているのが空音さんだったからです。


「先生… 空音さん、どうしちゃったんですか?」


「貧血、無理しすぎね。あと、栄養もちょっと偏ってるのかも」


「そうなんですか…」


「響子。悪いけど、世話お願い。今日のボイトレは別日にきっちりしてあげるから」


そう言われた私は空音さんの世話をすることになりました。



と、言われましても。

ベッドの上で寝てる空音さん。

やる事、何もないような気がするのですが…

ん、待ってください。

空音さんは貧血…

鉄分が足りていないのかも。

そう考えていると隣から声が聞こえてきました。


「ん… ここ、どこ」


「空音さん、お目覚めですね」


「きょーこ先輩…」


少し呂律が回っていない空音さんに、あったことを説明しました。

すると空音さんは申し訳なさそうに


「きょーこ先輩… わざわざすみません… 私のたいちょー管理のーりょくが低いから…」


「オーディションの為に頑張るのは良い事ですが…」



ここで私は気づきました。

空音さんはこの前のレッスン室居残り事件(仮)以降、無理はしないと言っていたのになぜ…?

もしかして… 自分が無理をしていることすら気づかなかった… とか。

自分では、無理をしているつもりはなかったのでしょう。



「空音さん。ボーカルテストに受かる為には、一旦休息しましょう」


「でも…」


「でも…?」


私が聞くと、空音さんは少しずついろんな思いを話してくれました。




_____

相談役は先輩がいいと思い、響子さんの登場です。

吹部に入ったんですけど、練習キツすぎて辛いです。

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設定タグ:アイカツプラネット , アイカツシリーズ , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
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なーちゃ☆ - 語彙力あって凄く羨ましいです!アイカツ大好きなので楽しみにしてます! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 4df85653ff (このIDを非表示/違反報告)
ミア - もうすぐ一ヶ月経過しますが、大丈夫ですか? (2021年7月8日 23時) (レス) id: ee6c7afba5 (このIDを非表示/違反報告)
珠莉(プロフ) - ミアさん» 毎回コメントありがとうございます! メッシュを入れようとしましたが、現在イメージ画像に使わせていただいているメーカーは、メッシュを入れることができなかったはずなので、画像にメッシュを入れることはできないと思います... (2021年5月14日 22時) (レス) id: 259544e84a (このIDを非表示/違反報告)
ミア - アバター可愛かった。アニメを見て思いましたが、アバターの髪が2色使っていますよね?ソラの髪もメッシュをいれた方がいいと思います。 (2021年5月9日 20時) (レス) id: fe5a16e623 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - いよいよアバター!!!どんなアバターが完成するのか楽しみ過ぎ! (2021年4月25日 22時) (レス) id: fe5a16e623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠莉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年3月13日 2時

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