落し物を拾っただけのはずだった…【アイカツプラネット】

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空音side


「これです！ 瞳の水色は空。髪の毛は金髪にします、陽の光のイメージです！」


私が窓の外を見て思ったこと。

事務所の外に生えてる木が、陽の光を浴びて生き生きしていた。

その瞬間、ビビビビンってきた。


「陽の光！ 素敵〜！」


「ええ、空音さんにしかできない発想ですね」


お二人にそう言われて嬉しくなった。



「よしっ！ 完成です！」


「「おーっ！！」」


陽の光をイメージした、金髪の髪。

その髪は巻かれていて長め。

横髪は短めで、目の色は空の色、水色！



「おめでとう〜！ 空音ちゃん！ ピッタリだね！」


「ええ、シャインブルースカイやビートサンダーのドレスとも合いそうですね」


「そう言われると… 照れますね」


三人で盛り上がってると糸井さんが部屋から出てきた。


「もりあがってるとこ悪いけど、お名前決めた？」


名前… そうだな、ここまで来たなら



「ソラ… ひねらないでそのまま、ソラにします！」


「うん、いいと思うよ！ キュンキュンしてる！」


「シンプルイズベストでいいじゃない！」


「オーディションに出る準備は万端だね！」


「はい！」



オーデションまで一週間。

よーしっ！ 合格できるように頑張るぞ！

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