落し物を拾っただけのはずだった…【アイカツプラネット】

第六話【夢のオーデション】 ページ27

空音side

オーデションまで残り一週間。

スイングも無事に二枚集まって、これでオーディションに出ることができる。

ちなみに初日は面接審査。

面接審査に必要なものは…

自己アピールシート、これは記入済み。

アバター… まだ作ってないじゃん！

どーしよ… って今日作る予定だった。



アバター、どんなのにしようかなと考えていると、自然とワクワクしてきた。


「おはよう、空音ちゃん！ 今から事務所？」


「舞桜さん！ はい、アバターを作る予定なんです！」


「やっとアバター作るんだ！ 私も作ってるとこ見たかったけど、取材の日なんだ〜！ 受かったらたくさん共演しようね！」


「はい！ 受かれるように頑張ります！」


会話の通り、舞桜さんはすぐ取材に向かった。

ちなみに栞さんも一緒で綿貫さんも付き添いに行った。

事務所にいるのは私とるりさんと響子先輩。


「よしっ！ じゃあ、さっそくアバター作っちゃう！？」


「はいっ！ アドバイス、よろしくお願いします！」


と、強く意気込んでみたはいいものの、全然ビビッとくるアバターが作れない。

目の色は空のイメージで水色にしたけど、それ以外どうしていいかわからない。



「空音さん、ここは絶対こうしたい！ っていうのありますか？」


「髪の毛は長めで… 横髪は今の私と同じ感じで…」


「あと一週間あるし、焦っちゃダメだよ！ ビビビビンって感じを信じて！」


うーん、髪の毛の色はどうしよう。

迷って窓の外を見ていると、るりさんが言っていたビビビビンって感じがした。



「これだ…！」



「「これって、どれ？」」




ーーーーー

ゴールデンウィーク…！

どこにも行けませんけどね…

私のすんでる大分は、最近感染者数が一気に増えてて怖いです。


ゴールデンウィーク、たくさん更新します！(たぶん)

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