落し物を拾っただけのはずだった…【アイカツプラネット】

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空音side

「空音、ビートサンダーが気になるのかい？」


「うん。ビートサンダーさんこのドレスどう思うかな？」


「彼はかっこいいドレスが好きなんだ。きっとこのドレスも好きに違いないよ」


そう言いながらシャインブルースカイは私をビートサンダーの元に連れて行った。



ビートサンダーは近くで見るととてもカッコよかった。

激しくカッコいい感じ。

このドレスに相性良さそう。

そう考えていると、あっという間にビートサンダーの元に着いた。


「久しぶりだね。サンダー」


「ああ、スカイ。俺になんか用？」


「僕じゃなくて、この子」


そう言い私をビートサンダーの視界に私が入るようにした。

なんか怖そうだな... いや、人を見た目で判断しちゃダメだ！

人じゃないけど。


「見ない顔だな。お前、名前は？」


「空音... 名来空音です」


「フルネームで名乗ったってことは、お前まだデビュー前？」


「え... っと そうです」


「ふーん」


えっ！？ 何この興味なさそうな感じ！

新人になんか、俺のドレスは着させねえよ！ 俺はトップアイドルしか興味ねえよ！ みたいな！？


「スカイ、こいつどんな奴？」


こいつ... 奴って...


「思いは人一倍強い子だよ。それに練習もしっかりしているみたいだよ」


「へぇ。じゃ、ここで踊ってみろよ」


「ここで、ですか...？」


「踊れねえのか？」


どうしよう。振り間違えたら絶対ビートサンダーさんのドレス着られなくなる。

でも、踊らない事には着させてくれない。

ビビるな空音。やれるぞ空音。

私は深呼吸してこう言った。


「いや、踊ります」



ーーーーー

治安悪めなサンダーさん。

もうすぐ高校始まるので、たぶん更新頻度減ります。

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