落し物を拾っただけのはずだった…【アイカツプラネット】

第五話【らしさ】 ページ22

空音side

そんなこんなで早速アイカツプラネットへ。

前の丘の近くへ足を運ぶと、シャインブルースカイが陽の光を浴びていた。


「シャインブルースカイさん！ こんにちは」


「やあ、空音。どうしたんだい？」


「えっと...」


私は事の成り行きについて説明した。


「なるほど... ねえ空音、僕にスイングを見せてもらえるかい？」


「あ、はい」



スイングを見せると、シャインブルースカイはじっとそれを眺めて、いいドレスだと言ってくれた。

糸井さんがプレゼントしてくれたスイングはかっこよさとかわいさを兼ね備えている。

個人的には、黄色とかの明るい系の色が合うと思う。

それを伝えるとシャインブルースカイは私にこう言った。



「空音、君高所恐怖症ではないよね？」


「えっ？ まあ、大丈夫ですよ」



そう言うとシャインブルースカイは私に掴まるよう促してきた。

とりあえず掴まってみると、シャインブルースカイは急に宙へ飛び立った。


「うわあああああ！ ふぇっ？ なにぃっ？」


「驚かせてすまない。こうした方がドレシアがよく見えると思って」


「な、なるほど」



びっくりしたが景色はすごく綺麗だった。

って景色楽しんじゃダメだ、ドレシア探さないと！

そう思って辺りを見回すと、黄色いドレシアがいた。


「シャインブルースカイさん、あのドレシアは何ていう名前？」


「ん？ あぁ、彼か。彼はビートサンダーだよ」


「ビートサンダー？」



ビートって響子先輩のアバターだよね。

なんとなくビートという単語の意味を調べると主に〜に勝つ、打つ、連打する、と言った意味があるらしい。

このドレシアが力を貸してくれたら、何だか勝てそう。




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意味はネット調べです。

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