五条さん家のお兄ちゃん！ 続編【呪術廻戦】

作者の部屋：術式の補足説明 ページ34

日頃より｢五条さん家のお兄ちゃん！｣をご愛読いただき、ありがとうございます。

このページでは、前ページで遂に登場しました、Aくんの術式内容の補足説明をしています。

雰囲気を大事にしたかったため、別ページに分けました。それにより、もしかしたらページの行ったり来たりが大変になるかもしれません。申し訳ないです。

万が一、前ページに掲載された極秘書類をまだ読まずにこちらに来た方は、前ページの極秘書類を読み、閲覧の証拠を完全に消してからこちらのページをお読みください。

そしてもう極秘書類を読んだ皆様。関係者以外の閲覧、関係者以外への情報の提示は禁じられています。もしバレたら適切な処分が下されますので呉々もご注意ください､､､



【補足説明】

･Aくんの術式効果

Aくんの術式は"無”です。五条悟くんは"無限”ですので、真逆の術式だと思ってください。"一切を無くすもの”と"無限に在り続けるもの”ですから。

ですが、その使い方はよく似ています。五条悟くんで見ていきましょう。

悟くんの無下弦呪術では、自身の周りに"無限”をもってくることで、圧倒的な防御力を発揮しています。
同じようにAくんでも、自身の周りに"無”をもってきます。悟くんの"無限”が、"無”に置き変わったんです。

ただ、Aくんがそのまま"無”をもってくると、大きな問題が発生します。



･｢"無”には内膜があり…｣の部分について

Aくんの基本的な術式対象は"ある一定量以上の呪力が干渉したもの”ですから、そのまま"無”を張っちゃうと、自分の身体と"無”が触れちゃいます。

自分が消えちゃいますね！

なので、Aくんの"無”には内膜があります。
この内膜ですが、わかりやすいのはドーナツでしょうか。

真ん中に穴が空いた普通のドーナツを想像してください。

穴の中にAくんが居て、ドーナツの生地の部分が"無”になります。
そのAくんと生地の間、ドーナツの内側の円が、ここで言う内膜ですね。
なので"無”とAくんが触れることはありません。

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