トーナメント戦 ページ20
「じゃあクジで決めまーす」
そしてできた(サークルの方が書いてくれた。ノートをびりっびりに破いてて心配になった。)
トーナメント表を見る。
いやいや、書き方。
普通に私もAAでいいよ。
『書き方……』
「はい！やるよ！！」
そんな呟きは伊沢さんの大声によってかき消されてしまった。
左からやるらしいので、まずは伊沢さんVS小澤さん。問読みは川上さん。
どちらも知ってるけど、とてもお強い方。
しかも伊沢さんの押しを目の前で見れると思うとすごく楽しみだ。
そして、第一戦が始まる。
「時間がないので5マル3バツで行きます。」
川上さんの凛とした声にみなさんが二人を見つめる。
「問題。」
「ロシア語で「多数派」……(ぴんぽーん)」
二人とも押したが光ったのは伊沢さん。
「ボリシェヴィキ」
「正解！」
すごい……正直今のはそこで押せる自信がない。
「問題。」
「悲観主義者を英……(ぴんぽーん)……」
ここもお二人が押したが、光ったのは小澤さん。
「オプティミスト」
「正解！」
しかし、この後から伊沢さんが見事な押しを連発し、5-2で伊沢さんの勝ち。
「A、どうだった？」と伊沢さんに聞かれたので、
『私なら押せないポイントがいくつかあって……やっぱりすごいなと思いましたね。』
「ありがとう！」
思ったことをそのまま伝えたら伊沢さんはとても嬉しそうだった。
第二戦は、水上さんVS鶴崎さん。
お二人とも1年生の期待の星なんだとか。
今年のTQCには期待株が4人いらして、
青木さん、水上さん、鶴崎さん、川上さんらしい。
先程お話した時の雰囲気からお二人とも賢そうな方だなぁと思っていたので楽しみだ。
問読みは私。
……あまり経験はないけど、せっかくの機会なので頑張る。
『では行きます。第一問。』
と言ったら、みなさんが固まってらしたので、
『え。まだでしたか？』と聞いたら
「いやー……すごい綺麗な声だなってびっくりしちゃった！」
と伊沢さんに言われてびっくり。
『そんなことないと思いますがありがとうございます。あまり問読みの経験はないですがよろしくお願いします。』
と改めて挨拶すると、拍手を送って下さった。
『では行きますよ！』
と言うと、お二人もみなさんも一気に集中する。
そんな中で間違えてはいけないので、深呼吸をして、心の準備を整えた。
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姫宮りな(プロフ) - こんにちは!!!さん» ありがとうございます。もしかして：学校同j((( (2020年7月1日 17時) (
レス) id: f4ccc602c4 (このIDを非表示/違反報告)
こんにちは!!! - はじめまして、あの、その、このお話を読んだ時に、マンドリン、テレビ出演禁止とかをみて、私の学校と似てるなーなんて思いずっと読ませていただきました！すごく面白かったです！19より。 (2020年6月12日 10時) (レス) id: 862c971c3b (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - みなみさん» そんな暖かく迎えていただけるなんて……もう感動です。書き手冥利に尽きます。ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します。 (2019年10月19日 20時) (レス) id: 44cfe62c3a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - お帰りなさい！実は、密かに読んでいたので嬉しいです！これからも自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年10月19日 20時) (レス) id: 1c715d90c6 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - ぶどうさん» 本当ですね！訂正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます。読み返したくなるだなんて言って頂けて光栄です。更新も頑張ります。どうかこれからもよろしくお願い致します！ (2019年9月23日 20時) (レス) id: 14cd469b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫宮りな | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Rina_Himemiya
作成日時：2019年9月5日 22時
