Show your First love 2

65 you ページ35

その日は朝からおばあちゃんと買い物に行って




せっせとホームパーティーの準備をしていた




里花ばば「里花ちゃんは、やっぱり料理うまいね」





「小さい頃からおばあちゃんに仕込まれたからね。おばあちゃんのみそおでん楽しみだなあ〜」





里花ばば「教えてあげるから、里花ちゃんもいつかボーイフレンドに作ってあげな」





「はは(笑)いつできるかな〜ボーイフレンド(笑)」





里花ばば「あれ、紫耀くんじゃないの？」





「え！ちがうよ！紫耀くんとはドラマの中ではそういう設定なだけ」




里花ばば「なんだ〜おばあちゃんてっきり、この前の電話はボーイフレンドになるか、ならないかの話かと、、




じゃあ、あの子？名古屋の樹くん」





「樹は幼なじみ！大親友だからそういうんじゃないの。」





里花ばば「まー、里花ちゃんいい歳して恋の一つや二つしないと。



おばあちゃんなんて、里花ちゃんくらいの時は、モテモテだったんだから」





「確かにおばあちゃんの昔写真、めちゃくちゃかわいかったなあ」





里花ばば「おばあちゃん、紫耀くんの顔、ハンサムで好きだけどなあ〜。




でも樹くんもシュッとしててカッコいいわよね〜。




あー迷っちゃう！」





「もう、おばあちゃん(笑)口より手動かして」





そんなこんなで、おばあちゃんと楽しくパーティーの準備を進めた。




おばあちゃんにみそおでんの作り方を教わりながら




私は、ピーマンの肉詰めと、デザートを作った。






プルルルル





電話が鳴って表示を見ると紫耀くんだ





「もしもーし！紫耀くん？」




紫耀「あ、里花ちゃん！紫耀です！




あのね、おばあちゃんもう東京駅着いちゃって



そのまま里花ちゃん家向かった方が早いんだけど



今行ったら迷惑？」




時計を見ると、まだ16時だけど、準備はほぼ終わっている




「ううん、大丈夫だよ！もうほぼ終わったし、、」




紫耀「ほんと！じゃあ今から向かうね」




「うん、待ってる。気をつけてきてね」




紫耀「はーい！また着いたら連絡するね」




「おばあちゃん、紫耀くん達今から来るって、いいよね？」




里花ばば「あらそうなの。いいわよ、たくさんおしゃべりできるし！」





そう言ってとても楽しそうに準備をしているおばあちゃんを見て




とても嬉しくなった。




ほんとに偶然に紫耀くんとドラマ共演することになって



こうしてまた出会えたことってすごいなあと




しみじみ思った。

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