平野、弱ってます。

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風磨side




あ、中島帰ってきた

健人「風磨〜車、下に出しとくから
落ち着いたら連れてきておいでって、
そのまま病院連れてってくれるってさ」



あれからかれこれ10分は経つけど
ずーっと吐いてるし、落ち着きそうにもない

風磨「これさ、多少きつくても
連れてった方がいいかも
このまま待ってても止まる気しねぇ」
健人「確かに、そうだね」



風磨「平野〜？動ける？
もう病院行っちゃお、な？」

歩けねぇのは目に見えてるから
中島に3人分の荷物持ってもらって
平野に袋持たせたままおんぶして運ぶっていう笑
中々カオスな状態笑笑



流石に先輩の背中で
吐くわけにはいかないのか
相当我慢してるからホントにきつそう

風磨「がんばれがんばれ。
車まであともうちょいだから、
無理だったら吐いていいよ」

平野は目をぎゅって閉じて
吐き気を堪えてる感じ
吐いちゃってもいいのに笑









ふぅ。車着いた
中島は助手席、俺と平野で後部座席

座らせた途端に限界だったみたいで
吐き出しちゃって
袋めっちゃ持ってきてよかったわ

健人「できるだけ急いでね」
マネ「了解」



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