平野、弱ってます。

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神山side





神山「ちょっ、とりあえず、
ソファ座らさせてあげて。
寝っ転がらせるんはダメやで。
んで、のんちゃん背中さすってて？」

俺も一応喘息持ちやし、
吸入器持ってるん思い出して
バックの中を漁る



神山「ん、あった。

紫耀、これ吸える？」

未知のもんに怖いんか首を振って抵抗する
でも、咳のせいで多分酸素もあんま回ってなくて、
どんどん青白くなってく紫耀は結構ヤバイ。

神山「ちょ、のんちゃん手ぇ握ってて？
流星、頭固定できる？」

多少強引ではあるけど、こうするしか無い

神山「しょお、絶対楽なるから。
お願い、吸って？」

そう言うと、大人しく吸ってくれた
みるみるうちに咳も収まって、
やっぱり喘息やったっぽい

紫耀はコテンと望の肩に頭を預ける

望「疲れたな？寝てえーよ。」

咳で使った体力とか恐怖のせいで
本当に疲れたんか秒でおちた笑





2時間後、紫耀がパチッと目を覚ました

望「おはよ、紫耀。」
紫耀「あれ、のんちゃん？」

とぼけた顔で周りを見渡す笑

淳太「フハッ紫耀、覚えてる？」
紫耀「あっ、廊下で、咳が苦しくて倒れちゃって、」
淳太「そうそう。」

神山「紫耀、おまえ喘息持ち？」
紫耀「いや、そんなことないと思います」
神山「これ、絶対喘息やから。
この年で急になることもあるから、
1回ちゃんと病院行っとけよ？」
紫耀「はい！分かりました！！
この度はご迷惑おかけしてすいませんでした！！」


そう言って紫耀は楽屋を出て行った
心配なことはあるけれど、
元気そうやし、とりあえず大丈夫かな、笑



END(ぬれおかきさんリクエスト)

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