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昨日の事件＿＿通称“ヘドロ事件”の翌日、普通に授業は有って、かっちゃんもデクくんも学校に来ていた。
タフネス……
私も来てはいるけど…やっぱり少し疲れている感じはする。
敵に直接遭遇したのは初めてで……っつ…！
何これ、急に頭が、痛く…
「オイアホ、ドアの前で突っ立ってんじゃねぇ。邪魔だろうが」
頭が重い…こんな重かったっけ、風邪かな
痛いより重いって感覚が近いかも……
「あ、ごめ……」
ガンガンと痛みが響く。おっと、これはまずいかも…
次、美術なのに…！この痛みと共にはキツいよ!?
「……来い」
「か、かっちゃん!?」
かっちゃんは私の手を引いてズンズンと廊下を歩く。
でも階段はゆっくりになったり。飴と鞭…
「何処行くのかっちゃん、もう授業始まっちゃう」
「いいから黙ってろ」
そう声を掛けるも、かっちゃんは止まる素振りを見せない。本当に何処行くの……無視は良くないよ！
私の「うっ」と言う声と共にかっちゃんの足が止まる。
背中に顔突っ込んじゃったじゃん…びっくりした…
かっちゃんがガラガラとドアを開けた教室は、保健室。
途中から分かってたけど…
保健室には人が居なくて、先生の机に【会議中】のメモが置いてあった。
私を無理矢理椅子に座らせ、薬の棚を漁るかっちゃん。
「……あ、」
「何かあった？」
「これ飲んどけ」
そう言って投げてきたのは勿論薬、なんだけどコレは……
「頭痛薬？」
「漢字読めねぇのかテメェ」
「読めます〜！…えへへ、ありがとうかっちゃん。」
「…何年隣に居ると思ってんだ」
置いてあったコップを勝手に使って薬を飲む。
割と大きめな錠剤で、なんとか飲み込む感じになってしまった。
「えっと、何年だろ…」
「8年だアホ」
「えっ、12年じゃないの…？」
「………そうだな、12年だわ」
「なにその間！気になるんだけど…！」
だってかっちゃんとデクくんは幼稚園から一緒で…
「い”っ…!!!」
「っA!!!」
また頭に割れるような痛みが走り、思考が停止する。
もう、なにこれ…小さい頃を、思い出そうとしてるだけなのに……
「頭痛ぇなら無理すんなや。…美術、楽しみにしてたんだろ。安静にしてろ」
「うん…ごめん、ありがとう……」
私、過去に何かあったとか…？
……いや、無いよねそんなの。
**過去の記憶**
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さき(プロフ) - 更新待ってます！ (2020年3月13日 17時) (
レス) id: 74156ea200 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - あおあおさん» こちらこそありがとうございます!!!ゆったり気分屋ですが気長に待って頂けると幸いです!!! (2019年3月21日 18時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
あおあお(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 色々とありがとうございます！これからも更新頑張って下さい！！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 3a2ae22704 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - あおあおさん» い、いいんですか…!!?ありがとうございます！アップしないと私自身、素敵なイラストが見れないので一先ずアップしますね！感想は更新内容の中に書かせていただきます！本当にありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
あおあお(プロフ) - イメ画描かせていただきました！URL失礼します。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ekakita/ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 3a2ae22704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 x他1人 | 作成日時：2018年5月13日 23時
