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中学3年生。
進路について担任の先生が話して、授業中に幼馴染み二人が揉めた(てか一方的な悪口)。
そんな今日の放課後。
またもや怖い方の幼馴染みが気弱な幼馴染みの
『将来の為のヒーローノート』を持ち前の“個性”で爆破させようとしていた。
「…かっちゃん、流石にそれ爆破させたら光己さんに言うからね。ほら、デク君に返して」
「ぶはっ、塩谷サンかわいー！www」
ああ、この人達苦手。自分と違う物すぐに否定するし
人と違って何が悪いの？っていうか光己さんに言うの意外とかっちゃんは堪えるんだからね!!!
「あ…？今テメェ関係無ェだろうが」
「あるよ。幼馴染みだもん。」
「…テメェは、デクの味方すんのかよ」
「カツキ、男の嫉妬は見苦しいぞーwww」
「今！ …っよし、取れたー！」
かっちゃんお供の隙を見て取り返したノート。
汚れを手で払い、慌てていたデクくんに返す。
「はい、デクくん！」
「あっ、ありがとうAちゃん！」
「当たり前の事をしたまでだよ。…にしても凄いね、とっくに10冊越えてたんだ…！」
「いっ、いやっ、そんな、大した事ないよこんなの…！」
「あるよ！ずっと夢に向かって走れるって凄い事だから…すごく憧れる。」
「あっ、う、あ、ありがとうっ！じゃあ、また明日!!!」
「うん、また明日！…じゃあかっちゃん、帰ろ！」
「……お前ら勝手に帰れ。」
「「えっ!?」」
「あはは………ごめんね、じゃあ。」
◇◆◇
小さい頃から、私の隣にはいつも幼馴染が居た。
“唯我独尊”を擬人化したようなかっちゃんこと、爆豪勝己。
“温良恭倹”を同じく擬人化したようなデク君こと緑谷出久。
本当に小さい頃は、三人で仲が良かったけど…
今はもう仲良くしたい思いは私の一方通行みたいになっている。
…小さい頃みたいに、三人で仲良くしたいのにな。
まあこの魔王様が許してくれませんが。
「……あ？なんか言ったかアホ」
「ううん、何でもない」
「俺が魔王なら世界はもっと平和だわ」
「きっ、聞こえてるじゃん！何でそう言うの早く言ってくれないの、恥ずかしいじゃん！」
「へーへー。早よ帰んぞ、お姫さん」
「……それ、ズルいですかっちゃんさん…」
**夕暮れと帰り道**
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さき(プロフ) - 更新待ってます！ (2020年3月13日 17時) (
レス) id: 74156ea200 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - あおあおさん» こちらこそありがとうございます!!!ゆったり気分屋ですが気長に待って頂けると幸いです!!! (2019年3月21日 18時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
あおあお(プロフ) - 音兄Love!@鈴音さん» 色々とありがとうございます！これからも更新頑張って下さい！！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 3a2ae22704 (このIDを非表示/違反報告)
音兄Love!@鈴音(プロフ) - あおあおさん» い、いいんですか…!!?ありがとうございます！アップしないと私自身、素敵なイラストが見れないので一先ずアップしますね！感想は更新内容の中に書かせていただきます！本当にありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: a8cf11cd3d (このIDを非表示/違反報告)
あおあお(プロフ) - イメ画描かせていただきました！URL失礼します。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ekakita/ (2019年3月16日 15時) (レス) id: 3a2ae22704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 x他1人 | 作成日時：2018年5月13日 23時
