同居人は有名人 5 ≪ﾆﾉﾐﾔｶｽﾞﾅﾘ≫ (ページ45)

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ずっと先のはなしページ45

相葉さんが、ゆっくり言葉を続けた。

ーー…Aちゃんが、おばあちゃんになったとして、隣にいて欲しいのはどっち？

『え？』

ーー…今とか全部すっ飛ばしちゃって。おばあちゃんになった時にさ仕事とかもう定年後で。
二人っきりでほのぼのと散歩とかするじゃん？
おじいちゃんおばあちゃんで。
そんときどっちが隣にいる？

相葉さんがしたのは今でも過去の話しでもなくて。

すっごく先の話。

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想像した。

それはとても自然で

それはとっても幸せで。

ーー…どう？想像ついた？

『はい。ありがとうございます。』

ーー…じゃあ許してくれる？

子供みたいに聞いてくるから、また笑っちゃった！

『はい！もういいですよ！』

ーー…やったー！！よかった！！

『ふふふ。…二宮さんのことこれからもよろしくお願いしますね。多分、今無理してるから。』

ーー…そうなの！？もしかしてニノ、体調悪かったの！？わー、気づかなかった！！了解！まかせて！！超安静にさせるから！！

『お願いします。それじゃ、明日早いので失礼します。ありがとうございました。』

ーー…うん！じゃあね～！

そう言って、電話は切れた。

私はベットに入る。

きめた。

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明日、先輩に会いにいく。